拉致問題、スイス紙批判記事に日本大使が反論
【ジュネーブ=渡辺覚】北朝鮮による日本人拉致問題について、スイスの高級紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングが「日本の外交は視野が狭い」と指摘する記事を掲載したことに対し、阿部信泰・在ベルン日本大使が5日付同紙に反論を寄稿した。
2月15日付の同紙は東京特派員による記事で、6か国協議を取り上げ、日本は北朝鮮の核開発問題の解決で主導的な役割を果たせず、「拉致問題が日本の外交政策を独占してしまっている」と批判。これに対し、阿部大使は、被害者は日本人だけでなく、イタリアやフランスなど欧州にも広がっているとし、「核問題解決の名の下に、拉致問題を犠牲にすることはできない」と主張、進展がない場合は、エネルギー支援な どを行わないとする政府方針の正当性を強調した。
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