横田拓也さん「異例の厚遇に大統領の意思感じた」 | trycomp2のブログ

横田拓也さん「異例の厚遇に大統領の意思感じた」

 拉致被害者横田めぐみさんの弟で、母早紀江さん(70)とともにブッシュ米大統領と面会した横田拓也さん(37)が3日、朝日新聞社の取材に応じた。今回は大統領を筆頭に政府高官が次々と面会に応じるなど異例の厚遇を受けたとして「拉致問題を米政府が重視していることが伝わった」と語った。

 拓也さんは早紀江さんや韓国に亡命した脱北者らとともに4月28日午前(日本時間29日未明)、ホワイトハウス(大統領官邸)で大統領と約30分間、面会した。

 大統領は通訳が間に合わないほどの早口で話し続けた。ボルテン首席補佐官、ハドリー補佐官(国家安全保障担当)のほか、レフコウィッツ北朝鮮人権担当特使や6者協議の米首席代表・ヒル国務次官補が同席し、大統領や早紀江さんらの言葉を必死にメモしていた。

 在米日本大使館関係者が「小泉首相との首脳会談でもこれだけの面々がそろうのは珍しく、破格の応対だ」と驚いたという。

 面会後、撮影のため執務室に入った報道陣に対し、大統領は拉致被害者や脱北者について約4分間語った。これも国務省の通訳担当者は「面会後、報道陣にこれだけ話すのは異例」と拓也さんに語った。

 一方、早紀江さんは、とくに27日の下院公聴会で証言してから、疲労の色が濃くなった。証言後は夕食会の招待を断り、ホテルで休んだ。子どものころ以来、久しぶりに肩をもんでみると、こわばっていた。大統領との面会後は、早紀江さんはバスで移動する際、眠っていた。それまでの強い緊張が解けたようだった。

 今回の訪米の成果について、拓也さんは「米国内での報道は少なかったが、対北朝鮮政策で人権や拉致問題を重視していくという大統領の意思を感じた」と話した。
横田拓也さん「異例の厚遇に大統領の意思感じた」 (朝日新聞) - goo ニュース