最後の重油、北朝鮮へ 韓国、月内引き渡し完了
【ソウル29日共同】北朝鮮の核放棄へ向けた「初期段階措置」の見返りとして韓国が提供する重油5万トンのうち、最後の輸送分約2万2600トンを積んだタンカーが29日午前、韓国南東部の蔚山港を出発した。蔚山海運港湾庁が明らかにした。
遅くとも30日午前には北朝鮮北東部の先鋒港に到着する予定で、月内に重油引き渡しは完了する見通し。
重油提供は2月の6カ国協議で合意されたが、マカオの銀行の北朝鮮関連資金移管問題がもつれ、輸送開始も留保されていた。
資金問題解決で北朝鮮が核施設の稼働 停止・封印を履行する意思を示したことから、韓国は今月12日から重油輸送を開始。最初の船の重油引き渡しが終わった直後の15日、北朝鮮は核施設の稼働を停止させたと表明した。輸送は今回を含め計5回。
国際 北海道新聞