2児拉致:木下容疑者、小浜の海岸で工作船と接触 | trycomp2のブログ

2児拉致:木下容疑者、小浜の海岸で工作船と接触

 北海道出身の主婦、渡辺秀子さん(失跡当時32歳)の2児を拉致したとして国際手配された木下陽子容疑者(59)=国外移送目的略取などの容疑で逮捕状=が、北朝鮮工作船との接触に福井県小浜市の岡津(おこづ)海岸を頻繁に利用していたことが警視庁公安部の調べで分かった。波打ち際にある神社が目印になったとみられ、公安部は今月、同神社を含め海岸周辺を実況見分した。同部は「工作船が出入りする格好のポイントだった」とみて調べている。

 岡津海岸はリアス式海岸の複雑な地形が広がる若狭湾内にある。長さ約360メートルの砂浜は二つの山に囲まれ、波打ち際から約30メートルの地点に南宮神社が建っている。

 捜査幹部は「全地球測位システム(GPS)もない当時、夜間に工作船が沿岸部に接近するには、絶好の目印だったはず」と分析する。同海岸は最寄りの民家から約100メートル離れ、夜間は現在でも人目はなく、一方で国道27号とJR小浜線加斗駅から約1キロとアクセスしやすいことも接岸地点に選ばれた理由のひとつとみられる。

 南宮神社は1928年に建立され、本殿、鳥居から成る。地元の住民によると社務所は当時無施錠で、警察当局は工作員が使用した可能性もあるとみている。

 これまでの調べで、木下容疑者は2児の連れ去りの際、岡津海岸を「いつもの海岸」と周囲に話していた。木下容疑者の工作員グループは新潟県や京都府舞鶴市の海岸も出入国に使っていたが、中でも岡津海岸が便利だと考え、たびたび利用していたとみられる。

 2児を乗せた工作船も岡津海岸から北朝鮮の清津(チョンジン)に向かった可能性が高い。

2児拉致:木下容疑者、小浜の海岸で工作船と接触-photoジャーナル:MSN毎日インタラクティブ