ヒル代表 年内申告こだわらず
6か国協議のアメリカ代表を務めるヒル国務次官補は、北朝鮮による核開発計画の申告について、完全で正確な申告が行われることが重要だとして、「12月31日までに行われることにはこだわっていない」と述べ、さきの6か国協議で合意された年内の申告期限が過ぎても容認する考えを示しました。
北朝鮮や中国などを訪れていたヒル次官補は、成田空港を経由して帰国の途に就き、7日午後、日本時間の8日朝、ワシントン近郊の空港に到着しました。空港で、ヒル次官補は記者団に対し、北朝鮮による核開発計画の申告について、「ただ申告するだけならば、きょうでもできるだろう。問題は、完全で正確な申告が行われることで、われわれはそのための作業をまだ続けなければならない」と述べました。そのうえで、ヒル次官補は「わたしは、申告が12月31日までに行われるか、1月2日などの日付になるかには、あまりこだわっていない」と述べて、北朝鮮による申告がさきの6か国協議で合意された年内という期限を過ぎても容認する考えを示しました。また、ヒル次官補は、ブッシュ大統領がキム・ジョンイル総書記にあてた親書の内容について、「2005年9月の6か国協議の共同声明のプロセス全体を完全に履行する意思を表明したものだ。その共同声明は、米朝の国交正常化と完全な核放棄に向けた展望を打ち出している」と述べました。
NHKニュース