首相 北朝鮮の協議復帰求める | trycomp2のブログ
小泉総理大臣は、ロシアのサンクトペテルブルクで開かれていたサミット・主要国首脳会議の閉幕を受けて記者会見し、国連安全保障理事会の決議に続いて、サミットでも北朝鮮にミサイル発射の凍結を求めることを明確に打ち出すことができたとしたうえで、北朝鮮に対し、速やかに6か国協議に復帰するようあらためて求めました。
この中で小泉総理大臣は、北朝鮮のミサイル発射問題について、「国連安全保障理事会の決議が全会一致で採択されたことはきわめて重要であり、サミットでも明確なメッセージを出すことができた。また、今回のサミットでは、核の問題、拉致の問題についても、解決のために国際的な連携が必要だということで一致した」と述べ、サミットの成果を強調しました。その上で、小泉総理大臣は「北朝鮮は、中国やロシアを含めて全会一致で安保理決議が行われるとは想像していなかったと思うが、このことを北朝鮮は重く受け止めるべきだ。北朝鮮は、6か国協議に早く出てきて、みずからの安全保障と経済発展を考えるべきだ。北朝鮮がアメリカとの2国間の協議を望んでいることはわかるが、6か国協議に出てくればできることだ」と述べ、北朝鮮に対し、速やかに6か国協議に復帰するようあらためて求めました。また、小泉総理大臣は、この問題に関連して、「日本はほかの国を先制攻撃するような意図はまったく持っていないが、北朝鮮に変な気を起こさせないよう日本として独自の抑止力の維持を図ることは必要だ」と述べました。さらに小泉総理大臣は、サミットに先立って行った中東訪問で提唱したイスラエルとパレスチナの共存共栄を目指す「平和と繁栄の回廊」構想について、「今の深刻な事態にひるむことなく、イスラエルとパレスチナ、それにヨルダンの政府高官とできるだけ早く具体的な協議に入るために協議会を立ち上げたい」と述べました。一方、小泉総理大臣は、難航しているWTO・世界貿易機関の新しい貿易自由化交渉について、「年内の交渉妥結に向けて、これからの1か月が大変重要だという認識で一致した。各国が互いに歩み寄る姿勢が必要で、いまのところその兆しは見えていないが、ぜひとも成功させるべきだという意見が強かった」と述べました。また、小泉総理大臣は、日本とロシアの間のエネルギー協力の柱として期待されている東シベリアの油田と日本海とを結ぶパイプラインの建設について、「今後の日ロ関係においてエネルギー関係はきわめて重要だ。政府間の協力、民間の協力、さまざまな分野があり、双方に利益がある形で進めていきたい」と述べました。
NHKニュース
