金大中前大統領訪朝で16日実務協議へ | trycomp2のブログ

金大中前大統領訪朝で16日実務協議へ

 閣僚級会談の北朝鮮側代表である権虎雄(クォン・ホウン)内閣参事は5日、イ・ジョンソク統一部長官に宛て電話通知文を送り、金大中(キム・デジュン)前大統領の北朝鮮訪問のための実務者協議を今月16日から金剛山で開くことを提案した。

 北朝鮮側は電話通知文でイ・ジョンヒョク北朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長と3人の実務者が参加する予定だと通知した。イ・ジョンヒョク副委員長は対韓国事業を総括する朝鮮労働党・統一前線部副部長に相当するとされている人物だ。北朝鮮内での序列は権虎雄参事よりも上だ。政府当局者は「北朝鮮が金前大統領を礼遇し、高位級の実務担当者を送ってくるようだ」と話した。

 韓国政府は金前大統領側と協議し、政府次官級、または金前大統領側の要人を団長とする4名で実務代表団を構成する予定だとされる。しかし一部からは「個人の北朝鮮訪問に政府が介入するのは問題となりうる」という指摘も上がっていると、ある関係者は伝えた。

 金前大統領はこの日、腎不全治療のため定期腎臓透析を受けていた際に北朝鮮からの提案についての報告を受け、「粛々と準備するように」と秘書陣に指示したという。

 南北は実務接触が行われる場合、北朝鮮訪問の際のルートや日程、議題について論議する予定だ。金前大統領は昨年末と今年初めに行った演説やインタビューを通じ、北朝鮮訪問の際の議題は6カ国協議の常設化や米国と日本への対応、平和的統一への方策など5項目だとしている。金前大統領は先月25日にイ・ジョンソク統一部長官に会った際、「私が個人的に北朝鮮を訪問するものであり、過度な注目が集まるのは望ましくない」との立場を明らかにした。金前大統領は「南北連合体合意説」などについて批判的な世論を意識したものと思われる。

 金前大統領がかねてから希望していた京義線列車を利用した北朝鮮訪問の可能性について、統一部当局者は「北朝鮮側と協議してみないとわからない」と語った。これについては北朝鮮の軍が反対している。

 一方、イ・ジョンソク統一部長官は先月末、国会で金前大統領の北朝鮮訪問について「北朝鮮に援助による見返りを約束したり、裏取引を行った事実は全くなく、今後もないだろう」と報告した。

朝鮮日報
朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)