北朝鮮がシリアと核開発で協力? 米紙 6カ国協議に影響も | trycomp2のブログ

北朝鮮がシリアと核開発で協力? 米紙 6カ国協議に影響も

【ワシントン=有元隆志】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は13日、北朝鮮とシリアが同国内の核施設に関して、協力している可能性があると報じた。ブッシュ政権は北朝鮮に対し、核関連物質を輸出しないよう再三にわたって求めてきており、来週にも再開される北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の行方にも影響を与えることになりそうだ。

 この問題は12日付の米紙ニューヨーク・タイムズが最初に報じた。それによると、イスラエル当局者は北朝鮮がシリアに核物質を売却したとみているという。

 ポスト紙によれば、イスラエルから米国に提供された情報のなかには、核兵器用物質の製造が可能とみられる施設の衛星写真が含まれている。過去30日以内に提供された情報は、ハドリー大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の指示で、米政府内でも少数の高官にしか共有されていない。

 イスラエル軍は今月6日、シリア領内を空爆したことが米政府によって確認されている。攻撃対象は明らかにされていないが、元イスラエル当局者はポスト紙に、「(核兵器など)非通常兵器製造可能な施設への攻撃だった」との見方を示している。

 イスラエル軍は1981年に、当時のフセイン政権下のイラクの核施設を空爆したことがある。

 19日にも再開される6カ国協議では、北朝鮮の核施設を稼働不能にする無能力化と、すべての核計画の申告を年内に履行するための話し合いを行うことになっている。

 無能力化の年内実現を目指す米国がこの疑惑を提起するかが注目される。米国が提起すれば、北朝鮮側が強く反発することが予想される。米政府内には、北朝鮮とシリアの核開発協力に懐疑的な見方もある。

 米中央情報局(CIA)は、シリアがパキスタンのカーン博士が関与した「核の闇市場」を通じて、核兵器に関する技術を取得していた疑いがあると指摘している。

 米政府はこれまでも北朝鮮が大量破壊兵器やミサイル開発でシリアと協力していると非難してきた。米国などは北朝鮮がシリアに短距離弾道ミサイル・スカッドを輸出しているほか、新型弾道ミサイル開発のため、ミサイル技術者の交換などを行っているとみている。

(2007/09/13 19:35)

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