「眠り薬を飲ませ拉致」 工作員が関係者に漏らす
1973年に渡辺秀子さん=当時(32)=と子ども2人が失跡した事件で、北朝鮮の工作拠点だった貿易会社関係者が、警察当局の調べに「子どもに眠り薬を飲ませたことなど拉致の状況を工作員から聞いた」と供述していることが10日、分かった。
調べでは、複数の工作員メンバーは貿易会社「ユニバース・トレイディング」(東京、既に解散)の関係者に「子どもに眠り薬を飲ませたのに途中で起きてびっくりした」「工作船で子どもを連れて行ったが、子どもの船酔いが大変だった」などと話したという。
眠り薬の話をしたメンバーは、リーダー格だった女工作員(59)と結婚した男。警察当局は男が拉致に関与した疑いもあるとして実行犯の特定に向け捜査を進めている。
東京新聞:「眠り薬を飲ませ拉致」 工作員が関係者に漏らす:社会(TOKYO Web)