「米、テロ支援国家解除を」北朝鮮核問題で韓国外相
【ワシントン=丸谷浩史】韓国の宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商相は9日、米シンクタンクでの講演と質疑応答で、米国が北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除しなければ、核問題を巡る6カ国協議が破綻しかねないと懸念を表明した。宋氏は6カ国協議での合意に関して「(米朝の)どちらかが実行に難色を示せば、他方に約束を破る口実を与える。合意を破ることを正当化すべきではない」と強調した。
6カ国協議が10月にまとめた共同文書は、テロ支援国家指定解除について「北朝鮮がとる行動と並行して約束を履行する」 と記した。宋氏の発言はこの合意事項の表現を念頭に、寧辺(ニョンビョン)にある核施設の無能力化作業の「見返り」として、米国に指定解除の実行を促したとみられる。
無能力化作業は既に始まっており、米政府は年内の完了に期待を表明している。一方、拉致問題を抱える日本は早期の指定解除には反対しており、16日に予定している日米首脳会談でも議題に取り上げる方針だ。(12:12)
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