北朝鮮次官 ミャンマー訪問へ
ミャンマーとの国交回復に向けた詰めの協議を行うため、北朝鮮のキム・ヨンイル外務次官が、21日、滞在していた北京をたち、インドネシア訪問のあと、来週ミャンマー入りするものとみられます。
19日から北京入りしている北朝鮮のキム・ヨンイル外務次官は、21日午後、北京の空港に姿を現し、記者団の質問には答えず、そのまま空港の建物の中に入りました。キム次官は、22日にインドネシアを訪問することになっており、複数の外交筋によりますと、25日にはミャンマー入りして、両国の国交回復について詰めの協議を行うものとみられます。両国は国交回復の交渉を進めていることについて明らかにしていませんが、20日に北京にあるミャンマー大使館に北朝鮮外交官が出入りするのが確認され、事前の話し合いが進んでいることをうかがわせています。北朝鮮は1983年にミャンマーで起きたラングーン爆弾テロ事件への関与を認めておらず、これがアメリカによる「テロ支援国家」の指定を受ける根拠の1つとなっています。このため、北朝鮮としては、ミャンマーとの国交回復を通じてラングーン事件の解決を印象づけることで、アメリカに対してテロ支援国家の指定解除を求めるねらいがあるものとみられます。
NHKニュース