拉致「関心持って」 横田さん夫妻講演会 | trycomp2のブログ
北朝鮮による拉致問題への支援を県議会で訴えた横田滋さん(73)と早紀江さん(70)夫妻が10日、知立市と豊田市で講演した。知立市での講演後、娘のめぐみさんへの贈り物として、ミャンマー・ピンクと呼ばれる真珠のネックレスを受け取った早紀江さんは「めぐみにかけてやれるその日まで大切に持っています」と笑みを浮かべた。
知立市のボランティア団体「あおみの会」などの有志が招いた。知立市の会場には定員を上回る約350人が参加した。
64年生まれのめぐみさんが新潟市から拉致されたのは77年11月15日。当時めぐみさんは中学1年で13歳。バドミントン部の練習の帰り、住宅街の真ん中で行方が分からなくなった。北朝鮮にいるらしいという情報が初めて入ったのは、不明から20年後の97年だった。
早紀江さんは、女性の死体が見つかったと聞けば確認に走り回った20年の歳月を振り返り、「地獄のような日々が毎日毎日続いた」と話した。雪が降れば、「こんな雪の中、めぐみはどこにいるんだろう」と案じ、「どうしてこんな苦しい目にあわなくてはいけないのだろう」と悩み、聖書に心のよりどころを求めてきたという。
「究明の幕を下ろすわけにはいかない」と、めぐみさんの娘ヘギョンちゃんと会わない心情も語り、「みんなの心が平和になれますように、早くあの国を平和な国にして下さい」と早紀江さんは祈るように訴えた。
講演後、「拉致問題解決のためにできることは」と聞かれた滋さんは「関心を持ち続けて下さい」と話した。また、早紀江さんは、若い人に向けた言葉として、「どんな職業に就いても命を大切にする気持ちをしっかりと持っていただきたい」と話した。
豊田市の会場も約700人で埋まった。早紀江さんは「めぐみは闇の中で、きっとどこかで助けを求めている。(拉致という)現代の悪が解決されない限り、倒れるわけにはいかない」と語り、涙ぐみながら聴き入る人も多かった。
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