原敕晁さん拉致事件で家宅捜索 国内で起きた拉致で初の強制捜査
北朝鮮による原敕晁さん拉致事件で、警視庁公安部は23日朝から、大阪府内の関係先に対して家宅捜索を行っている。国内で起きた拉致事件での強制捜査は初めてとなる。日テレNEWS24
大阪市北区の在日朝鮮人大阪商工会の捜索は、23日午前8時半過ぎから始まった。捜索はこのほか、原さんが拉致された当時、働いていた中華料理店や、料理店の店主の自宅など大阪府内の数か所で行われている。
原さんは80年6月、北朝鮮の工作員・辛光洙容疑者や、勤務先の中華料理店店主ら4人に宮崎・青島海岸まで連れ出され、工作船で北朝鮮に拉致されたとみられる。辛容疑者はその後、原さんになりすまして日本や韓国などで工作活動を続けていたが、85年に韓国で逮捕された。
今回の容疑は国外移送目的拐取と監禁などで、国内で起きた拉致を対象とした捜索は初めてとなる。警視庁公安部は今後、店主ら関係者からあらためて事情を聴き、事件の全容解明を目指す方針。