大統領は「6カ国」合意破棄を=北が期限守らねば-前米国連大使
【ワシントン5日時事】対北朝鮮強硬派のボルトン前米国連大使は5日、ワシントン市内で開かれた討論会で、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議で合意された核施設の稼働停止など初期段階措置を同国は実施しないだろうと予想、履行期限が守られない場合、「ブッシュ大統領が合意を破棄するよう望む」と語った。
2月13日に採択された6カ国協議共同文書に明記された初期段階措置の60日の履行期限が今月中旬に迫る中、北朝鮮はマカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結された資金の返還が遅れているとして、核問題の論議を先送りしている。
ボルトン氏は、6カ国協議合意の履行は北朝鮮資金の返還が 前提条件になっているわけではないと指摘。送金の遅れを口実に実施を先延ばししている北朝鮮の姿勢を批判した。また、「金正日体制の生き残りのためには、核兵器は不可欠であり、北朝鮮が核兵器を放棄するとは考えられない」と主張した。
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