特定失踪者問題で調査会理事講演 政府の対応批判
北朝鮮の関与が疑われる県内における特定失踪者の現状を訴えようと、特定失踪者問題調査会専務理事の真鍋貞樹氏(四八)の講演会が二十二日、千葉市若葉区の千城台公民館で開かれた。Sankei Web 地方版 || 千葉
真鍋氏は、県内で失踪した若者には失踪場所や通学・勤務先などに共通点があり、千葉県には拉致にかかわる重要な地区が存在すると指摘。「政府の『一生懸命』には具体性がみえない」と批判し、参加した市民約百人に訴えかけた。
昭和四十八年に失踪した市原市の古川了子さん=当時(一八)=の姉、竹下珠路さん(六一)も講演会に同席し、「拉致を認定していただかないと、交渉のテーブルにも着けない」と声を詰まらせながら訴えた。了子さんが通っていた高校の先輩で主婦の玉沢幸子さん(五七)は「自分の家族が拉致されたらと思うと、小さな声でも力強く発していきたい」と話した。