ADBによる開発問題を考える  環境NGOら 同大でシンポ | trycomp2のブログ

ADBによる開発問題を考える  環境NGOら 同大でシンポ

 アジア開発銀行(ADB)の問題を考える公開シンポジウム「どうおしやす?アジア開発銀行」が5日、京都市上京区の同志社大で開かれた。年次総会に向けて来日中のNGO(非政府組織)メンバーらが「私たちの持続可能な生活や環境を守ってほしい」と訴えた。

 日本の市民団体や環境NGOなどの実行委員会主催。市民や学生ら270人が参加した。

 ADBを監視するNGOの連合体「NGOフォーラム・オンADB」のヘマンサ・ウィサナゲ事務局長は「多くの人たちが貧困で苦しみ、年間10万人以上が開発で移住されている。ADBの40年は、偽善、破壊、負債、温暖化の40年だ」と厳しく批判した。

 また、途上国の債務問題に取り組むジュビリーサウスのリディ・ナクピルさん(フィリピン)は、ADBなどの債務が途上国の力を削いでいることを指摘、「環境基準に則さず民主的な協議のない不当な債務は、ADBや日本政府など貸し手の責任を明確にしなければいけない」と強調した。
 シンポジウム後、NGOメンバーらは四条通を行進し、持続可能な社会の実現などを訴えた。6日も同志社大で、水の民営化や気候変動、廃棄物輸出、大津波災害復興事業などを考えるワークショップが開かれる。

京都新聞電子版