米財務次官補代理 再び北京へ
アメリカ政府は、マカオの銀行で凍結されている北朝鮮関連の資金をめぐってグレーザー財務次官補代理を再び北京に派遣することになり、凍結されている資金の具体的な解除の方法について中国の金融当局と意見を交わすことにしています。
アメリカ国務省のマコーマック報道官は22日、先週から今週にかけてマカオと北京を訪れていたグレーザー財務次官補代理が近く再び北京を訪れ、中国の金融当局と会談することを明らかにしました。会談では、マカオの銀行で凍結されている北朝鮮関連の口座2500万ドルについて北朝鮮に資金を返還するための具体的な方法について意見を交わすことにしています。これについて、マコーマック報道官は「アメリカ政府は金融制裁の問題の決着に向けて約束を履行し、できることは行った。次はマカオと中国の金融当局や銀行、さらに北朝鮮が送金に必要な手続きを話し合う段階だ」と述べました。この問題をめぐっては、北朝鮮が北京の中国銀行にある北朝鮮の口座に2500万ドルを送金するよう提案し、アメリカ側も19日、これに同意していました。しかし、中国銀行がこの資金の受け入れに難色を示していることから、グレーザー財務次官補代理はこうした中国側の意向を直接確認し、事態の打開を目指すものとみられます。
NHKニュース