日朝対話、拉致問題進展なく憤りあらわ・家族会
北朝鮮による拉致問題で、拉致被害者家族会のメンバーは8日、進展がないまま終わった日朝政府間対話について不満の声を上げた。NIKKEI NET:社会 ニュース
家族会の横田滋代表(73)は「5日間も協議しながら何一つ進展がなく、がっかりだ」と憤りを見せた。さらに「話し合いを続けるだけでは北朝鮮の時間稼ぎに付き合わされるだけ。日本政府には経済制裁を発動してほしい」と訴えた。
北朝鮮が、横田めぐみさん(失跡当時13)のものとして2004年に提出した「遺骨」の返還を求めたことなどについて、増元照明事務局長(50)は「骨は偽物と判明している。いまさらそんな話をしている場合ではない。このままでは被害者が今年中に帰ってこられるのか心配」と話した。
飯塚繁雄副代表(67)も「この調子では何度協議を繰り返しても同じ。(『拉致問題は解決済み』という)北朝鮮の態度が変わらない限り、対話だけでは進展は望めない」と述べた。