「めぐみさんが生きているかのように両親や日本国民に期待させた人間は、責任を取らなければならない」 | trycomp2のブログ

「めぐみさんが生きているかのように両親や日本国民に期待させた人間は、責任を取らなければならない」

「めぐみさんが生きているかのように両親や日本国民に期待させた人間は、責任を取らなければならない」。北朝鮮の宋(ソン)日昊(イルホ)・日朝国交正常化交渉担当大使は、横田めぐみさんの夫が韓国人拉致被害者だとする日本のDNA鑑定結果の受け入れを拒否し、そう言い放った。共同通信・加盟社代表団との会見でのことだ

 加害者が被害者側に、人が人に言う言葉ではない。発言からは、非道な国家犯罪を犯した政府の正体がありありと見えた。「責任を取らなければならない」のは、罪もないめぐみさんを連れ去った北朝鮮ではないか

 横田滋さん夫妻が「めぐみは必ず生きていると信じている。納得できない」と怒るのも当然だ。めぐみさんが新潟市で失踪(しっそう)したのは一九七八年の夏。長い行方不明を経て、北朝鮮から「拉致後死亡」との情報が伝えられた。その後、北朝鮮がめぐみさんのものという遺骨が偽物と判明し、今度は夫の身元にたどり着いたわけである

 日本に一つ一つ新事実を積み重ねられ、北朝鮮は困っているようだ。鑑定結果が、南北融和を優先する韓国に拉致問題への取り組みを促せば、北朝鮮は一層窮地に陥るだろう

 日本国民が求めているのは、北朝鮮の誠意と信じるに足る情報だ。自分勝手な理屈は日本の国民感情を逆なでするだけで、何の利益もないことを北朝鮮は知るべきだ。
鳴  潮