中朝 ビザ発給を互いに制限 | trycomp2のブログ

中朝 ビザ発給を互いに制限

中国と北朝鮮は、相手国からの訪問者に出す入国ビザについて、互いにビザの発給を事実上、制限していることが明らかになり、友好国として経済関係を深めている反面で、両国間に摩擦も生まれていることをうかがわせています。

複数の外交筋によりますと、北朝鮮政府は、中国からの訪問者に出す入国ビザについて、発給までの審査に数か月かけるなど、去年暮れから事実上、ビザの発給を制限しています。一方、中国政府もことし4月、北朝鮮からの訪問者に発給する労働ビザについて、滞在できる期間をこれまでの6か月間から1か月半に短縮したということです。北朝鮮側がビザの発給を制限している背景について、外交筋は、外国人が一度に多く入国することで、国内の統制が取れなくなることを恐れているほか、中国からの投資が伸びていないことに不満があるのではないかという見方を示しています。一方、中国側による制限については、北朝鮮への対抗措置という側面に加えて、中国国内の深刻な失業問題があるという見方を示しています。中国と北朝鮮は、両国の最高指導者が相互に訪問し、経済関係を強めていますが、今回のようなビザ発給をめぐる応酬は、その反面で両国間に摩擦も生まれていることをうかがわせています。
NHKニュース