マカオの銀行 資金に動きなし | trycomp2のブログ

マカオの銀行 資金に動きなし

マカオの銀行で凍結されていた北朝鮮関連の資金について、マカオでは、これまでのところ特段の動きはなく、北朝鮮は、口座の保有者に対して銀行との接触を控えるよう指示しているものとみられます。

マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア」をめぐっては、北朝鮮関連のおよそ50の口座に凍結された資金およそ2500万ドルについて、アメリカ財務省が凍結を解除して北朝鮮に返還することを認めました。これを受けて、香港にあるイギリス系の大手銀行は、14日までを期限に、マカオの銀行から香港ドルで外国へ送金する業務の取り次ぎを請け負うとしていました。しかし、マカオの銀行の幹部は、14日、NHKの取材に対して、口座の資金の返還に向けた北朝鮮からの申し出などはこれまで一切なかったことを明らかにしました。これによって、マカオの銀行から海外の金融機関への送金は事実上できなくなり、資金の返還は技術的に難しくなりました。マカオの銀行では、北朝鮮による現金の引き出しに対応するため、2500万ドルに相当するおよそ2億香港ドルの現金を用意しているということです。また、この幹部によりますと、凍結口座の1つを保有する中国人の貿易商は「今週は銀行と接触するなという北朝鮮からの指示が出ているようだ」と話しているということで、北朝鮮はこの問題に対して慎重に対応する構えとみられます。ただ、凍結資金のうち700万ドルを保有する北朝鮮の銀行に対して大規模に出資しているイギリス人の投資家は、NHKに対して「週明けにもマカオの当局者と対応を協議したい」と話しており、この問題が急に動き出す可能性は否定できません。

NHKニュース