「ただ生死知りたい」特定失踪者の家族が集会 大阪 | trycomp2のブログ

「ただ生死知りたい」特定失踪者の家族が集会 大阪

 北朝鮮による拉致の疑いを否定できない「特定失踪(しっそう)者」問題の解決を訴える「しおかぜの集いin大阪」が十六日、大阪市内で開かれた。失踪者の家族十三組はじめ約百五十人が参加。拉致被害者の家族も出席した。

 特定失踪者問題調査会が初めて企画し、東京でも同時開催した。大阪の実行委員長は、一九八五年に失跡した秋田美輪さんの父正一郎さん(75)が務めた。

 集いでは「金正日(キムジョンイル)政権の打倒を」などと北朝鮮への批判が相次いだ一方で、娘が失跡した植村照光さん(59)=堺市=は「生きているか死んでいるか、ただ少しの消息が知りたいんです」と涙ながらに訴えた。

 最後に、福田康夫首相に対して面会や、北朝鮮に残された拉致被害者の積極的な救出活動、いっそうの情報公開を訴える要請書を採択した。

 また、家族らは北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の収録をし、八一年に失踪した教員辻与一さんの兄、太一さん(60)=三田市=は「帰ってきて一緒にまた旅行しよう」と呼びかけた。

 同会には失踪者約四百七十人が登録している。(高田康夫)

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