<山崎拓氏>訪朝、成果見えず帰国 | trycomp2のブログ
北朝鮮を訪問した自民党の山崎拓前副総裁は13日夕、成田空港に帰国した。山崎氏は同空港で記者団に「北朝鮮も対話を重ねたいと言っていた。今回はファーストステップだ」と訪問の意義を強調した。ただ、会談では北朝鮮側が「拉致問題は解決済み」と繰り返すなどにとどまり、政府・与党内には「成果は見えない」と冷ややかな評価が広がっている。
山崎氏の訪朝は、政府とは一線を画したもので、安倍政権の「圧力」路線とはズレがある。塩崎恭久官房長官は13日、記者団に「国民を代表する立場にある国会議員が北朝鮮へ渡航されたことは望ましくない」と改めて不快感を表明した。
自民党幹部は「山崎氏の議員外交にすぎない。内容がつぶさに分からないと何とも言えない」と語り、公明党の太田昭宏代表も「政府が(交渉の)窓口となるべきだ」と批判した。
ただ、日朝問題がこう着状態に陥っているのも事実。ブッシュ米政権は北朝鮮との金融協議を前進させる姿勢を示すなど、米朝間に対話ムードもあり、その場合に「圧力重視」の日本は取り残されるとの懸念が山崎氏にはある。同氏は13日「核問題の解決が拉致問題解決の糸口になる」と語った。
山崎氏は会談した北朝鮮要人について、宋日昊(ソンイルホ)日朝国交正常化交渉担当大使以外の名前を明かしていないが、日朝交渉筋によると、金養建(キムヤンゴン)国防委員会参事と会談したとの情報もある。山崎氏の盟友でもある加藤紘一元幹事長は「批判覚悟でチャンネル作りをしてきた山崎氏を評価したい」と語った。【衛藤達生、大貫智子】
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