米の「北人権週間」家族会奔走 実情を見よ、妥協するな | trycomp2のブログ

米の「北人権週間」家族会奔走 実情を見よ、妥協するな

【ワシントン=有元隆志】訪米中の拉致被害者の家族会事務局長で、増元るみ子さん=拉致当時(24)=の弟、増元照明さん(51)は24日、ワシントン市内で開かれた北朝鮮の人権弾圧に関する展示会であいさつし、「6カ国協議で米国が北朝鮮に大きな妥協を重ねていることを危惧(きぐ)している」と述べ、拉致をはじめ人権問題を解決するためにも北朝鮮に圧力をかけ続ける必要があると訴えた。

 松木薫さん=同(26)=の姉、斉藤文代さん(61)も「(他の国の)みなさんと力を合わせて、金正日政権を倒さないといけない」と呼びかけた。増元さんらは25、26の両日、米政府高官と会談し、拉致問題解決への協力を要請する。

 展示会は22日からワシントンで開かれている「北朝鮮人権週間」にあわせ企画されたもので、米議会近くの集会所の壁には、飢餓に苦しむ北朝鮮の子供たちの写真や収容所のスケッチなどが張られている。

 一方、米下院人権議員連盟では、大阪在住の脱北者の千葉優美子さん(46)=韓国名・高政美=が証言。北朝鮮でおきた飢饉(ききん)の際、1カ月以上にわたり飢え死にした人々を運んだことや、収容所での拷問など、北朝鮮の悲惨な生活、人権弾圧の実情を明らかにした。

 千葉さんは3歳のとき、両親と日本から北朝鮮に渡り、大学の教員をしていた。1995年の飢饉では、餓死者を人々に見つからないよう埋める作業を強制的にさせられ、「胸が張り裂ける思いがした」という。千葉さんは2000年に中国に逃れたが、その後、北朝鮮に送還され、収容所では拷問を受け続けた。収容所を出た後再び中国に渡り、05年7月に日本に戻った。

最終更新:4月26日8時0分
産経新聞

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 米の「北人権週間」家族会奔走 実情を見よ、妥協するな