地村・蓮池夫妻事件、北の拉致犯2人を国際手配へ | trycomp2のブログ

地村・蓮池夫妻事件、北の拉致犯2人を国際手配へ

 1980年6月の原敕晁(ただあき)さん拉致事件で国際手配されている北朝鮮の工作員、辛光洙(シン・グァンス)容疑者(76)が、78年7月、地村保志さん(50)夫妻を拉致した実行グループに加わっていたことが30日、関係者の証言などで明らかになった。

 同じく蓮池薫さん(48)夫妻の拉致事件でも、警視庁が85年に指名手配した「朴(パク)」と名乗る別の北朝鮮工作員が、実行犯の1人だったことが判明。警察当局では、この2人について国外移送目的略取容疑で逮捕状を取る方針で、国際刑事警察機構(ICPO)を通じた国際手配に向けて、詰めの捜査を急いでいる。

 日本に帰国した拉致被害者について実行犯が特定されるのは初めてで、政府は、1月下旬から再開される日朝協議で、これら実行役の所在確認と引き渡しを求める方針だ。

 福井、新潟両県警など警察当局の調べによると、地村さんと妻の富貴恵さん(50)は78年7月7日、福井県小浜市の海岸沿いにある公園の展望台で4人組の男に襲われ、袋詰めにされて船に乗せられた。

 蓮池さん、祐木子さん(49)夫妻も同31日、新潟県柏崎市の海岸で、同じく4人組に袋詰めにされ、船で北朝鮮に連れて行かれた。

 両夫妻は北朝鮮に到着した当初、それぞれ別に暮らしていたが、その後、引き合わされて結婚。2002年10月に帰国するまで、「招待所」という名の施設を転々とさせられていた。
地村・蓮池夫妻事件、北の拉致犯2人を国際手配へ (読売新聞) - goo ニュース