拉致被害者家族 アメリカへ
拉致被害者の家族は、アメリカの政府関係者に、北朝鮮に対する「テロ支援国家」の指定を解除しないよう訴えるため、23日午前、ワシントンに向けて出発しました。
アメリカを訪問するのは、拉致被害者の家族会の事務局長で増元るみ子さんの弟の照明さんと、松木薫さんの姉の斉藤文代さんらです。家族は今月29日までワシントンに滞在し、アメリカの政府関係者に、拉致問題が解決するまで北朝鮮に対するテロ支援国家の指定を解除しないよう訴えるほか、北朝鮮の人権問題を訴える大規模な集会にも参加することにしています。出発前、成田空港で増元さんは「安倍総理も訪米するし、拉致問題解決のため、政府レベルでも民間レベルでもアメリカとの関係を強めたい」と話しました。また、斉藤さんは「人間の命にかかわる問題なので、世界が一つになって協力してほしい。アメリカに被害者家族の気持ちをしっかり受け止めてほしい」と話しました。今回の訪米期間中には、安倍総理大臣とブッシュ大統領との日米首脳会談も行われるほか、アメリカ国務省が北朝鮮をテロ支援国家に指定している年次報告書の更新の時期にもあたり、家族は北朝鮮に対する圧力を緩めないよう訴えかけることにしています。
NHKニュース