韓国大統領が核問題でも困難、指摘 | trycomp2のブログ

韓国大統領が核問題でも困難、指摘

【ソウル中島哲夫】韓国青瓦台(大統領官邸)によると、盧武鉉(ノムヒョン)大統領は11日夜、与党・ウリ党の幹部らと懇談した席で、北朝鮮のミサイル発射により同国の核問題への対処にも「多くの困難が生じた」と指摘した。また、日本の閣僚らが「自衛のための敵地攻撃」を論じていることを「事態をさらに悪化させる恐れがある」と非難した。北朝鮮のミサイル発射に関する大統領の発言が公表されたのは初めて。

 盧大統領は、北朝鮮と日本のせいで「朝鮮半島での武力使用を防ぐ(韓国政府の)努力に障害が発生するのではないかと憂慮している」とも言及。北朝鮮は「対話で説得する」が、日本は「北東アジアの平和に尋常でない事態を引き起こす可能性」があり、「(韓国としては)引くに引けない状況だ」と述べた。

 一方、同日から釜山で始まった北朝鮮との南北閣僚級会談について韓国政府は▽北朝鮮のミサイル発射に遺憾表明▽6カ国協議への早期復帰を促す▽コメや肥料の追加支援は論議しない--方針を明示している。米国などから「密室での取引」への疑念が出るのを避けるため、12日の基調演説でこれらの方針を明言し、内容を公表する構えだ。

 北朝鮮代表団が釜山に到着早々、「外部から来る災害」への共同対処を呼びかけたのは、韓国と日米との間にクサビを打ち込もうという狙いが明白だが、これをはねつけるのは意外に難しいとの見方が出ている。

毎日新聞 2006年7月12日 0時52分
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