日本人拉致の真相を語る 岩手地域開発研究会で元北朝鮮工作員の安氏が講演 | trycomp2のブログ
岩手地域開発研究会(大内豊会長)は1日、盛岡市内のホテルで12月例会を開いた。元北朝鮮工作員の安明進氏、東京基督教大教授の西岡力氏が講演した。安氏は「拉致は金正日の命令に基づいて行われた工作員たちの対日活動であり、北朝鮮人民の日本に対する悪感情で起きたものではない」と述べ、日本人救出と、北朝鮮の独裁政権打倒による国民の救済を訴えた。会員のほか一般を含む約100人が参加し熱心に耳を傾けた。
安氏は韓国に亡命したあとに日本人拉致事実を明らかにした。「北朝鮮の工作機関の3号庁舎が日本に大変な被害を与えた。1977、78年ころ集中的に多くの日本人を拉致した。機関が日本人を拉致するようになったのは、金正日が76年に出した(方針の)中に工作員の現地化を徹底的にやりなさい、そのために現地人の教師を連れてこいという指示があった」と述べ、金正日総書記の指令に基づいた組織的な行為であったことを強調した。
金総書記が02年9月17日の小泉首相の訪朝の際に認めた13人という人数については「それは全くの嘘だ。日本に謝罪する場でも彼は真っ赤な嘘をついている。拉致は少なくとも100人程度にはなるのではないかと考える。スパイ学校には拉致された日本人教官が30人くらいいるという話だった。拉致された日本人が全員教官として使われるわけではない。その中で教官としてふさわしいと思われた人がテストを受けて教官になるわけで、30人いたとすれば全体で100 人くらいいたと思われる」と分析した。
その根拠として「帰国の5人の中で池村さんは学校の教官をしていなかった。蓮池さんは教官をしていた。5人の1人という比率なら30人の教官なら100以上いると認識する」と説明した。
安氏は日本の海岸が無防備であることに警鐘を鳴らし「90年代初めまで日本に侵入するのは大変容易である。武器を持っていく必要はない。見つかっても日本は領海の外に追い出すだけで何もしないと言われていた。工作員学校卒業後、日本担当の清津連絡所に配属になると大変恥だ、成績の悪い人間が日本担当になった」と述べ、韓国と日本の対応の違いを際だたせた。
その一方で韓国政府の対北宥和政策を批判し、「北朝鮮の国民は自分たちを苦しめる政権と仲良くするのなら韓国にもその代価を支払ってもらわなければならないと思っている」と述べ、日本に毅然とした対応を求めた。
盛岡タイムス Web News
