IAEA 北朝鮮核施設視察へ
北朝鮮を訪問しているIAEA=国際原子力機関の代表団は、28日朝、核施設を視察するためニョンビョンに向けて出発し、核施設の状態を直接確認したうえで稼働停止に向けた協議を進めたいとしています。
IAEAのハイノネン事務次長が率いる代表団は、28日朝、首都ピョンヤンのホテルを出発し、北に100キロ余り離れているニョンビョンの核施設の視察に向かいました。ニョンビョンには、出力5000キロワットの黒鉛減速型の実験用原子炉や、使用済みの核燃料棒からプルトニウムを抽出する再処理施設などがあり、ことし2月の6か国協議ではこうした施設の稼働停止や封印が合意されています。出発の際、ハイノネン事務次長は記者団に対して、ニョンビョンを訪れることについて、「これは査察ではなく視察だ。協議は29日の夜まで続く」と述べ、IAEAとして核施設の状態を直接確認したうえで、稼働停止や封印をどのように監視・検証するか北朝鮮側と調整を進める考えを示しました。IAEAの査察官らが北朝鮮の核施設を訪れるのは、2002年に査察団が退去させられて以来初めてで、中国国営の新華社通信によりますと、今回の視察は28日と29日の2日間行われるということです。
NHKニュース