めぐみさんの曲 力になって
拉致被害者の横田めぐみさんのために曲を作った世界的に有名なアメリカのフォークグループ「ピーター、ポール&マリー」のメンバーのポール・ストゥーキーさんが、めぐみさんの両親とともに記者会見し、「この曲が拉致問題解決のための力になってほしい」と訴えました。
東京のホテルで開かれた記者会見には、「ピーター、ポール&マリー」のメンバーのポール・ストゥーキーさんと横田めぐみさんの両親の滋さんと早紀江さんが出席しました。会見で、ポールさんは「幼い女の子が拉致されたことを知り、その家族を襲った大きな悲しみをフォークソングを通して伝えたいと思った。この曲は1つの命の大切さを歌ったもので、拉致問題を多くの人に知ってもらうきっかけになれば」と話しました。このあとポールさんが、めぐみさんのために作った曲「SONG FORMEGUMI」を熱唱すると、めぐみさんの両親は涙を浮かべて聞き入っていました。会見で、父親の滋さんは「われわれがいちばん訴えたい気持ちを日本語も交えた歌詞で表現していただき、感謝しています。世界の人に聞いて歌っていただくことが拉致問題解決への力になると信じています」と話しました。また、母親の早紀江さんは「30年間、めぐみのことを思い泣き続けてきたわたしたちの苦しい胸の内をそのまま曲にしていただいたと思っています。この歌を通して、多くの拉致被害者の家族がその帰りを待ち続けていることを知ってほしい」と訴えました。この曲が入ったCDは21日から全国で発売され、ポールさんの収益はすべて「めぐみさん基金」として両親の活動に寄付されることになっています。
NHKニュース