被害家族メッセージ要旨/北朝鮮向け放送 | trycomp2のブログ
【ソウル15日共同】拉致被害者家族が北朝鮮向け放送のラジオ局で15日、収録したメッセージの要旨は次の通り。
横田めぐみさんの父滋さん(73) めぐみちゃん。お父さんです。しばらく会わないうちに白髪が増えましたが、お母さんと元気で暮らしているのでご安心ください。
私は銀行を定年退職して新潟を離れ、今は川崎に住んでいます。(双子の弟の)拓也、哲也はそれぞれ結婚し、合わせて3人の男の子がおり、小学校、幼稚園に通ってかわいいですよ。(めぐみさんの娘の)キム・ヘギョンさんはただ一人の女の孫で、テレビで見たらかわいらしく賢い子で早く会いたいです。
めぐみのことが漫画の本になり、大勢の人が読んでいます。めぐみが生まれてから13年間の写真展が新潟、横浜などで開かれ、10万人を超す人が見に来てくれました。
日本中の人が、めぐみちゃんが一日も早く帰ってくるのを待っています。帰ってくる日はそう遠くないと思っています。皆で一緒に暮らせる日が早く来るのを楽しみにしています。それまで健康に気を付けて過ごしてください。
めぐみさんの弟哲也さん(37) めぐみちゃん、弟の哲也です。37歳になってしまい、その姿を想像できないでしょう。いま韓国に来ていて、目と鼻の先にいながら救出することができないで本当にごめん。
北朝鮮に拉致されてからすでに28年も経過してしまったけど、一度たりとも忘れたことはないし、いつもめぐみちゃんのことを思っています。自由を奪われつらい毎日だと思うけど、あともう少し辛抱してください。救出に全力を尽くすから。
兄の拓也も救出に向けて一生懸命戦っているよ。めぐみちゃんの友達や多くの日本国民が帰国を心から待ち望んでいるから、とにかく健康だけには留意して過ごしてね。
この放送を聴いている北朝鮮のテロリストたちよ、拉致被害者に決して手を出すな。もし危害を加えるようなことをしたら、日本国民は決して容赦しない。金正日体制が続くのも、あとわずかだということを肝に銘じておいてほしい。
増元るみ子さんの弟照明さん(50) るみ姉(ねえ)。こう呼び掛けるのは今年2回目ですね。照明です。おやじやおふくろも、るみ姉を捜し続けてついに北朝鮮に連れて行かれたことを知りました。当初はあなたに危険が及ぶことを心配し、政府に任せていましたが、10年ほど前から一生懸命、救出運動に身を投じてきました。慣れない署名集め、時には無視され、時には罵声(ばせい)を浴びせられ、それでもあきらめずに続けてきた成果が上がり、(拉致被害者の)蓮池さんや地村さんが帰ってきました。
(蓮池)祐木子さんからあなたのことを聞いて涙が出てしまいました。拉致当初はどんなに不安で怖かったかと思うと悔しくてなりません。おやじは、るみ姉に会いたいという思いを半ばに他界しました。死の直前、るみ姉に対してメッセージを残していますので伝えます。「るみ子、父ちゃんはもうこんな状態だから迎えにはいけないけど、まっちょってくれ」
おやじの思いを引き継いでおれも、るみ姉に会えるまで頑張るから、あきらめずに健康に気を付けて生き抜いてくれ。
北朝鮮の人民に告ぐ。金正日の命令によって日本人を拉致したことは明らかになっている。あなたたちに罪はないことも十分承知している。しかし、今後「日本人拉致被害者」を傷つけたら、日本国民はあなたたちを許すことはない。絶対に傷つけるな。
るみ子さんの姉平野フミ子さん(56) 元気にしていますか。体の具合はどうですか。私たちにはそれが何も分かりません。でも元気でいることと信じているよ。あなたも大変な所に連れて行かれてしまったね。
世界の心ある人たちがるみ子たちの救出に向けて少しずつ動いています。だから、頑張れ、気張れ、もう少しじゃっど。私たちが必ず助け出すからね。
どんなことがあっても希望を持って生き抜いてね。かあちゃんもるみ子の帰りを待ってるよ。同級生がるみ子たちを救出するために一生懸命、活動してくれてます。鹿児島の桜島も天文館も喜んで迎えてくれるよ。安心して帰ってきてね、いつまでも待ってるからね。
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