協議再開の糸口は?各国が個別協議 | trycomp2のブログ

協議再開の糸口は?各国が個別協議

 各国の代表は10日、個別協議を精力的にこなし、正式協議再開の糸口を模索しました。

 「(6か国協議再開の)見通しは現時点で立っているとは言えない。引き続き、今後いろんな形で話し合いが続くと思う」(佐々江賢一郎 アジア大洋州局長)

 北朝鮮のキム・ゲグァン外務次官と佐々江アジア大洋州局長は2時間にわたって会談しました。日本側は、特定失踪者を含む拉致問題全体の解決を迫ったのに対し、北朝鮮側は、国交正常化の際の補償問題などで従来の主張を繰り返し、両国の溝は埋まりませんでした。

 「我々の立場は強硬です。(金融)制裁を緩和しろ、ということだ。制裁を受けながら6か国協議に出られない、この立場に変わりはありません」(北朝鮮 キム・ゲグァン外務次官)

 北朝鮮のキム次官は10日夜、中国の代表との食事会の前にこのように語り、「金融制裁の解除が条件だ」との立場を改めて示しました。

 一方、アメリカのヒル国務次官補は相次いで日米協議と日米韓3カ国協議に臨みました。この中で韓国側は、「この機会をとらえてアメリカが北朝鮮との二国間協議を行なうことが6か国協議再開のきっかけになりうる」という見方を示し、アメリカ側に北朝鮮との協議を促しました。

 しかし、ヒル国務次官補は「北朝鮮が6か国協議への復帰を表明することが、二国間協議に応じる前提となる」と述べ、受け入れませんでした。

 「マカオの銀行の問題(金融制裁)と核兵器の問題を混合してはいけない」(アメリカ ヒル国務次官補)

 米朝両国の代表は、11日のシンポジウムにはともに参加する予定ですが、その場でも二国間での接触があるのかどうかは不透明です。(10日22:15)
TBS News-i