無能力化作業「10段階」 米、追加支援言及 北朝鮮核 | trycomp2のブログ

無能力化作業「10段階」 米、追加支援言及 北朝鮮核

 来日中のヒル米国務次官補は3日、米専門家チームが北朝鮮・寧辺で着手する核関連施設の無能力化の具体的な内容を明らかにした。同時に、非核化措置が進めば、北朝鮮へのいっそうの支援が必要との考えを示した。

 ヒル氏によると、非核化の第2段階で行う無能力化には「少なくとも10の段階がある」という。6者協議で合意している無能力化対象の3施設のうち、再処理施設に関しては、使用済み燃料を動かすのに使うチェーンを切断、燃料の搬入を不可能にする。

 5000キロワットの原子炉では使用済み燃料棒を取り出して貯蔵プールに移し、特殊な容器に入れて保管する。ただ、貯蔵プールは現状のままでは放射能汚染が激しいことから、まず放射能の除去作業を行い、作業員の安全確保を図る。再稼働を防ぐため、新たに燃料を注入できなくすることでも北朝鮮と基本合意が出来ているという。

 ヒル氏は使用済み燃料棒は「いずれ北朝鮮外に搬出する」とする一方、「今後、数カ月は燃料をプールから移動させることは想定していない」と述べた。米政府は無能力化が終われば施設の解体につなげていきたい考えだ。

 一方でヒル氏は、北朝鮮への見返り措置として日本以外の各国が行っているエネルギー支援について「(第2段階の次の)解体・廃棄段階に入れば、北朝鮮から追加的なエネルギー支援の要請があると予期している」と述べた。第2段階までに計100万トンの重油相当の支援が決まっているが、支援がさらに膨れあがるとの見方を示した。

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