ゲームのはなしです。~幻想水滸伝 ティアクライス~
こんばんは。素晴らしい夜ですね。
俺です。
久しぶりの更新で恐縮ですが、またまたゲーム的コラム調のアレです。
今回は「幻想水滸伝~ティアクライス」。
このゲームの売りは、仲間が108人もいるという事のようで、プレイする前から少々不安な気持ちになりました。
108人もいたら、95人くらいは影薄くなるだろうなあ、とか、ルイーダの酒場ですらそこまで管理できねぇなとか、
108は煩悩の数を意識したのかとか、色々な想像が浮かんでは消え、消えては浮かび、そして飛び立ち、春になれば帰ってくる。そんな日々でした。
ゲームを開始すると、さっそく名前入力でしたが、「ジークフリード」みたいな中2ネームをつける気概もなく、
本名まるだしで入力完了。
驚いたことに、名前を入力させたわりに、主人公が勝手にしゃべりやがります。
音声つきです。本名入力したってことは、こいつは俺の分身なはずなのに、何をこっ恥ずかしい台詞をこいてるんだとか、そういう気持ちになりました。
しかしながら、この声がスゴイ。
ゲームを続けると、要所要所はかならず各キャラボイス入りの台詞まわしになるし、
戦闘でもキャラがしゃべるしゃべる。
まぁ、そんな感じで、主人公たちが最初のザコ狩りに出掛けさせられると、突然、森に遺跡が現れる。
だけれど、
仲間は全員、「最初からそこに遺跡あったじゃん、なにいってんの、このクズ」みたいな反応。
それが百万世界と呼ばれるパラレルワールドの融合現象だとすぐに判明し、
「ほおら、やっぱ俺があってたじゃん、土下座しろよ」的な(もっとマイルドな台詞回しです)ことになるわけです。
そして、パラレルワールドの謎を解け、風な主題でストーリーが進みます。
早くもどうでも良くなってきますね。
このゲーム、基本的に優等生RPGで、
戦闘バランスもイージー設定で、要所要所でのアニメ演出やグラフィックの美麗さはDSゲームの中じゃ、群を抜いて良いところ。
特定の仲間同士で発動する必殺技があるところは、このRPGならではの仕掛け。
セーブポイントもコマメに配置されている気遣いも素晴らしい。
後半の敵の攻撃モーションが遅すぎるのと、アイテムや装備を管理する画面が使いづらいことが主な不満で、
基本誰もが楽しめるRPGでした。
が、
やっぱりね、仲間が増えてくると、もう誰がなんだかわかりゃしねぇ。
そのくせ女みたいな男がいたり、男みたいな女がいたり、ネムネだかニムニだか似てる名前が多くて混乱するってのちきしょうめ。
物語が進むと、「未来は予め定められているんだから、悲しいことが起こっても、受け入れて生きていこうよ」という宗旨の宗教団体を、主人公達がぶっつぶそうとする展開になります。
それがどうも納得がいかぬのです。
別に、良いんじゃないかな、その考え。
「未来は分からないから楽しいのさ!」「俺のこの熱い思いも、最初から決まってたっていうのか!」
みたいなものが、主人公たちの反対論旨ですが、
だから教壇をぶっつぶそうぜって? 別にイイジャン、ほっといてやれよ。108人がかりで何してんだよ。
俺です。
久しぶりの更新で恐縮ですが、またまたゲーム的コラム調のアレです。
今回は「幻想水滸伝~ティアクライス」。
このゲームの売りは、仲間が108人もいるという事のようで、プレイする前から少々不安な気持ちになりました。
108人もいたら、95人くらいは影薄くなるだろうなあ、とか、ルイーダの酒場ですらそこまで管理できねぇなとか、
108は煩悩の数を意識したのかとか、色々な想像が浮かんでは消え、消えては浮かび、そして飛び立ち、春になれば帰ってくる。そんな日々でした。
ゲームを開始すると、さっそく名前入力でしたが、「ジークフリード」みたいな中2ネームをつける気概もなく、
本名まるだしで入力完了。
驚いたことに、名前を入力させたわりに、主人公が勝手にしゃべりやがります。
音声つきです。本名入力したってことは、こいつは俺の分身なはずなのに、何をこっ恥ずかしい台詞をこいてるんだとか、そういう気持ちになりました。
しかしながら、この声がスゴイ。
ゲームを続けると、要所要所はかならず各キャラボイス入りの台詞まわしになるし、
戦闘でもキャラがしゃべるしゃべる。
まぁ、そんな感じで、主人公たちが最初のザコ狩りに出掛けさせられると、突然、森に遺跡が現れる。
だけれど、
仲間は全員、「最初からそこに遺跡あったじゃん、なにいってんの、このクズ」みたいな反応。
それが百万世界と呼ばれるパラレルワールドの融合現象だとすぐに判明し、
「ほおら、やっぱ俺があってたじゃん、土下座しろよ」的な(もっとマイルドな台詞回しです)ことになるわけです。
そして、パラレルワールドの謎を解け、風な主題でストーリーが進みます。
早くもどうでも良くなってきますね。
このゲーム、基本的に優等生RPGで、
戦闘バランスもイージー設定で、要所要所でのアニメ演出やグラフィックの美麗さはDSゲームの中じゃ、群を抜いて良いところ。
特定の仲間同士で発動する必殺技があるところは、このRPGならではの仕掛け。
セーブポイントもコマメに配置されている気遣いも素晴らしい。
後半の敵の攻撃モーションが遅すぎるのと、アイテムや装備を管理する画面が使いづらいことが主な不満で、
基本誰もが楽しめるRPGでした。
が、
やっぱりね、仲間が増えてくると、もう誰がなんだかわかりゃしねぇ。
そのくせ女みたいな男がいたり、男みたいな女がいたり、ネムネだかニムニだか似てる名前が多くて混乱するってのちきしょうめ。
物語が進むと、「未来は予め定められているんだから、悲しいことが起こっても、受け入れて生きていこうよ」という宗旨の宗教団体を、主人公達がぶっつぶそうとする展開になります。
それがどうも納得がいかぬのです。
別に、良いんじゃないかな、その考え。
「未来は分からないから楽しいのさ!」「俺のこの熱い思いも、最初から決まってたっていうのか!」
みたいなものが、主人公たちの反対論旨ですが、
だから教壇をぶっつぶそうぜって? 別にイイジャン、ほっといてやれよ。108人がかりで何してんだよ。