声優ランキング(1990年代後半)
さてさて、予告通り声優ランキングをやりたいと思います。
声優という職業に興味を持ちはじめてから、15年くらい。
最近もどんどん、若手の声優が出てきてますが、声優に歴史を振り返るという意味で、1990年代後半からランキングをしていきたいと思います。
声優雑誌第一弾のvoiceアニメージュの創刊も94年だか95年くらいだったと思うので、ちょうど声優という職業が一般的に認知されはじめた頃ですね。
10位:桑島法子
→今も大活躍している為、90年代後半ランキングに入れるのはどうかと少し思いましたが、やはりナデシコのユリカがデビュー作かつ代表作なので入れました。
9位:関智一
→当時は若手実力派声優の名を欲しいままにしてました。最近は悪役とかいわゆるオイシイ役をやる事が多くなりましたが、この頃はアニメの主役を沢山やってました。
8位:緑川光
→流川楓、ヒイロ・ユイなど、一世を風靡した役が幾つもありました。
7位:岩男潤子
→ガンちゃんの愛称でおなじみ。何が好きって言われると答えるの難しいのですが、当事は普通に好きでした。
6位:宮村優子
⇒「あんたバカァ~」の名ゼリフでおなじみ。そのご、JACに移籍したり舞台役者としても活躍しました。
5位:子安武人
→女性声優ばかりが注目される中、声優雑誌の表紙を飾るなど当時の人気は凄まじかった。演技力も抜群でカッコいい役から3枚目までこなす。
4位:国府田マリ子
→マリ姉の愛称で親しまれていました。ツインビーパラダイスの「合言葉は?bee!」って駅の掲示板に書くのが流行りました。映画やドラマに主演するなどマルチな活動もしていました。
(「Looking for」「せつない」とか言って、通じる人いるかなぁ?)
3位:丹下桜
→初めて名前を知った声優です。ラジオの「もっと!ときめきメモリアル」を聞き始めたのがキッカケでした。
やっぱり、カードキャプターさくらの木之本桜ははまり役です。最近、活動停止していたのが、ラブプラスで声優復帰をしたのは記憶に新しいはずですね。
2位:林原めぐみ
→実力派の天才声優。リナ・インバース、綾波レイ等、当時のアニメのヒロインとして欠かせない存在でした。
最近は仕事を絞っているらしく、コナンくらいでしか声を聞く機会がないのが寂しいです。
1位:椎名へきる
→「声優⇒歌手」という道を作った人だと思っています。声優としてはじめて日本武道館単独ライブをやるなど、声優の歴史に間違いなく足跡を残した人です。ちなみ当事、中学生だった私も日本武道館ライブに参加しました。
■コラム1
先ずは男性声優について。当事の人気ナンバー1は間違いなく子安武人。前述の通り、女性声優ブームのなか声優雑誌の表紙を飾ったり凄い人気です。アニメ、ゲーム、ラジオなどのマルチな活躍は当事から当たり前になりつつありましたが、子安武人の凄いところは、それだけにとどまらず、アニメの原作、ユニットの結成とクリエイターとして様々なエンタテインメントを世の中に出していったところだと思います。
特にヴァイスという男性4人組のユニットは、写真集を出すなり、男性声優として初めての事が多かった気がします。
これを書いててふと思ったのが、堀江由衣もちょっと似たような事やってますね。
ヴァイス結成 ⇒ Aice5結成
ザゼル ⇒ 黒薔薇保存会
■コラム2
林原みぐみと椎名へきる。ランキングでも1位、2位になってますが、はっきり言ってこの二人は別格でした。
林原めぐみは声優という職業の魅力、椎名へきるは声優の可能性を見せてくれた気がします。
正直、この二人のような驚異的な人気を誇る声優はこの先現れないと思ってます。この後、声優業界には沢山の若い才能が集まり、その結果、人気声優、実力派声優と呼ばれる人達が数多くなり、一人の声優に注目が集まるという事が少なくなり、ファンは常に複数の声優を追っかけているような感じがします。
さてさて、次回はついに声優ランキング2000年代をやります。って実は、水樹奈々、田村ゆかり、堀江由衣とかも1990年台にはデビューしてるんですが、この頃はまだ無名でした。