変則2クールについて
ドルアーガの塔の最終回を見終わった。去年の4月から始まった1期と今回の2期で合わせて一つの作品みたいだ。前回の最終回は、あからさまに続編がありそうな終わり方だったけど、今回は本当の最終回になりそう。
ここで気になるのが、この変則2クールというシステムだ。つまり1期と2期の間に、1~2クール間を置くシステム。多分、最近できたシステムだと思ってたけど、よくよく考えて見ると、昔やってた「カードキャプターさくら」もこの部類に入る気がする。NHKで放送ということもあり、本放送と再放送を繰り返しながら、二年くらいかけて作品を完結させた。その為、当時の他のアニメと比べて抜群のクオリティを誇ってた。
ただ最近の変則2クールアニメとCCさくらの違うところは、タイトルが変わるところだ。CCさくらはずっとタイトルが同じだった。
だが、最近のアニメは殆どの場合タイトルが変わる。
ex)
「ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~」→「ドルアーガの塔~the Sord of URUK~」
「コードギアス 反逆のルルーシュ」→「コードギアス 反逆のルルーシュR2」
「ヴァンパイア騎士」→「ヴァンパイア騎士guilty」
「スレイヤーズRevolution」→「スレイヤーズEvolution-R」
ここにあげた作品は、どれも一期の終わり方が中途半端で、明らかに最初から2期をやる事が前提で作られている。それなのに、タイトルが違うのは少し違和感がある気がする。どう考えたって続編とかではなく、二つで一つの作品なのにタイトルを変えて全く違う作品として扱おうとする所にアニメ会社のずるさを感じる。