所属チーム:レアル・マドリード
背番号:5
ポジション:DF
身長:1m75cm
体重:72kg
国籍:イタリア
能力値
OF:8
DF:20
TE:12
PO:19
SP:16
ST:17
TO:92
スキル:バトルサイボーグ
チームスタイル:ペナルティエリアブロック
連携グループ:D
■使用感
4バックの左CBで使用。一言で言うとものすごくポジショニングのいい選手。ボランチや味方DFのすぐ後ろのスペースをカバーするのがうまく、味方が抜かれた瞬間を狙ってボールを奪ってくれる。また判断力も素晴らしく、味方を先にチェックに行かせて、連携でボールを奪う事が上手い。またルーズボールへの反応もよくDFとしての全ての能力を高次元で備えている。そして今バージョンからスライディングを頻繁にしてくれるようになり、これまでのように後一歩届かないという事が少なくなりボール奪取能力はさらに上がったように感じた。
弱点は身長の低さからくるハイボールへの対応である。ボールの落下点で相手と競り合いに負け突破を許してしまう事が多々あった。また他の長身DFを起用した時に比べコーナーキックからの失点が多いように感じた。
4バックの右CBで使用した場合、左CBの時と比べペナルティエリア内で待ち構えるストッパータイプの選手になった。チェックのタイミングも良く、フィジカルも強く、幾度となく危機を救ってくれた。しかしやはりカバーリングが上手い選手なので左CBとして使用して、より広い範囲をカバーさせた方が活躍してくれるように感じた。
最後に一対一の対応で、これは今バージョンの全DFに言える事だがロナウドやペレのようなFWを一対一で止めるのはカンナバロのようなTOPクラスのDFでも難しいと言える。基本的に彼らのような凶悪な突破力を持つFWは、一度前を向かせてしまうと一人で止めるのは困難で、守備連携を使って止めるしかない。その為、DFに関しては個々の能力よりも連携が重要なように思える。カンナバロのようなレアカードの良い点は一試合を通しての安定感にある。裏を返せば、前後半で4人の連携の繋がりやすい優良白カードのDFを用意してスタミナや調子に合わせて交代できるようにしておけば、あえてレア枠をDFで割く必要はないかもしれない。この場合、交代枠の3つのうち2つをDFに使ってしまうので、攻撃の選手を良く交代させるプレイヤーと好みが分かれる所である。