同人ゲームに魂を ~ゲーム作りは簡単になった編 其の203~ | でたとこTRY@CATCH!

同人ゲームに魂を ~ゲーム作りは簡単になった編 其の203~


でたとこTRY@CATCH!-ミク
つまり、何が言いたいかと言うと、

FireFoxがバグって、書いた記事が全消えになる、とか、そういう事の悲しさを言いたい。
死。といいたい。

いや、違います。

同人ゲームのジャンルが、あまりにオリジナリティ溢れていない事が悲しいのです。

COMITIA87と88では、同人ソフトのジャンルに20前後のサークルしか出店しておらず、
そのほとんどがビジュアルノベル。

コミケになれば同人ソフトのサークルは1000サークルほど出ているが、
コミティアにしろコミケにしろ、ビジュアルノベル、RPG、シミュレーションが主であって、
どのソフトも新規性が薄い。

ビジュアルノベルというジャンルは、もはやゲームから独立している気もするし、
RPGやシミュレーションはツクールシリーズが出るくらい、汎用的である。

全くの新規アイデアというのは、難しいかもしれないが
せめて、アクションやシューティングといったジャンルが、もっと多く出てくれば良いのに、と思う。
ノベルやRPGとは違い、アクションやシューティングは、「動き」におもしろみをもたせなければ楽しくならない。
だからそれらを作ろうとすれば、おのずと新しいアイデアが混入されるはずなのだ。

たとえば、
WinterBell のように、単純ながら、一度プレイするとやめられないような
そんなものが、きっと作れる。

ただゲーム作りには、プログラミングってぇもんがとっつきにくい、って問題がある。
ビジュアルノベルには吉里吉里やNScripterといったツールのおかげで、
シナリオライター+絵師さんがいれば良くて、複雑なプログラミングをしなくていい。

けれどもアクションやシューティング、それ以外のオリジナルゲームには
画期的に製作が楽になるクリティカルなツールは存在しない。

しかしながら、
実はゲーム製作はそんなに難しくない。「やろう」という気分が起こらないだけで
一度初めてしまえば、誰だってやれるはずなのだ。

誰しも学校の授業で、ある程度のプログラミングをした経験があるのではないだろうか。
その延長線上で良いのだ。

まずはVisualStudioのフリー版を落として、「ブロック崩し」を作ってみるといい。
とても簡単に作れるし、
DXライブラリ を使えば、DirectXの処理を全く意識しないでゲームを作れる。
実際に私も、DXライブラリを使ったブロック崩しで、某大手ゲーム会社のゲーム審査を通過した経験がある。
製作期間は会社に通いながらで1週間。(もちろんちょっとしたオリジナルアイデアを入れて、だ)

プログラムが苦手な人でもそう時間がかからず作れる。

そう、情報が増えた分、皆が思っているよりも
ゲーム作りは簡単になっているのだ。

まず、やってみるという事が大事で、「面白いゲームのアイデア」は、小さい頃からゲームをしてきた人なら、
誰しも少なからず持っているはず。
そのアイデアを、さくっと実現させてみて、同人市場にばらまいてみるって楽しいことじゃないだろうか。

別にビジュアルノベルやRPGでも良いと思う。
そこに新しいアイデアが盛り込まれていれば。ただシナリオ換え・絵換えってのはゲームとして悲しい。
そういうような事を言いたい。