経営コンサル(卵)にっくです。
マイバトンでは、明日までにすること、をテーマに自分に向けてメッセージを投げ続けてますが、今回は単発もののアクションじゃないため、タイトルの導入部を変えてみました。
長期ものは苦手なので、このバトンはちと重いです。
コストをかけない販促手法についてもじゃもじゃと考えていて辿りついたのが、お客さん思考でものを考える、です。
集客、売り上げ~と頭が一杯になると、どうすれば人が集まるか、どうすれば売れるか、とぐるぐると思考が空回りします。
当たり前ですが、自分がお客の立場だと、さぁ売ってやろうと身構えてるところでわざわざ物を購入したりしません。
じゃあ、お客の側からすると何を求めているのかと言うと、僕は「感動」なのだと思いました。
物やサービスに込められた想い・背景・ストーリー。営業さんや店員さんの接客態度や言葉使い雰囲気。店舗の居心地の良さ。サービスの心地良さ・楽しさ。
そういうものを無意識に求めていて、そういった満足を与えてくれるところに通い続けている気がします。自分でも深く考えずに。さらに満足(期待を満たす)するだけじゃなく、もっと深い感銘や喜びを求めているのです。買い物や娯楽ってそういう非日常感を味わいたいわけですよね。僕もそうです。
で、振り返って自分たちの店を見たときに、まだまだできることがあるなぁと思った次第です。
何か。
店・商品・サービスへの愛をもっともっと語ること。
例えば、卵
・安売り1パック 100円
・卵一筋50年 田中さん家のプルプル卵 200円
私なら余裕があるときは田中さん家の卵を買います。家計か苦しいときはもちろん100円卵ですが。
小売店の身としては、安売り勝負で大手には絶対勝てません。価格競争じゃないなら、想い・こだわり・センス・ストーリー勝負です。結局その商品・サービス・さらには自分たちの店に対する「愛」を語ることなんだと行き着きました。
だって自分が自信を持って紹介できるものじゃないと、商売してもハッピーになれないでしょ。
すごく当たり前でよく聞くフレーズが、頭の裏側からするっと落ちてきた感覚でした。
ちょっと重たいバトンですが、落とさずしっかりと持って走っていきます。