お久しぶりです!!(長文) | 【MICHI】猫がいればそれでいい

【MICHI】猫がいればそれでいい

あぁ、猫欲が止まらない。。保護猫どんぐり♂スージー♀に飼われている、ヨガインストラクターMICHIのブログです。

書きたい事はたくさんあったのに、久々の投稿となってしまいました(ノ_-。)

 

話は昨年のクリスマス前に戻りますが、まずコレ↓

NYANNプロのみなさんから、誕生日プレゼントに頂いた

「にゃんガルーパーカー」

カンガルーのように、にゃんこをお腹の袋に入れられるという夢のアイテム。

紐とボンボンもついて、モテモテになれちゃうパーカーです。

 

 

まさかこの翌日に、

人生初の救急車に乗る事になるとは、、

思いもしませんでした・°・(ノД`)・°・

 

この出来事は、インストラクターというお仕事上、投稿していいのか

悩みましたが、この時に経験した思いを書きとめておきたくて。

かなり長くなると思いますが、お付き合いくださいね。

 

その日、昼のレッスンを終え、合間に前回のチャーハン事件の記事を

書いて(笑)、夜のレッスンへ向かったのです。が。

 

レッスン開始10分くらい経ってから、なんだか暑くてポーズをしっかりとるのが

少ししんどくて。気のせいかなぁ、、って騙し騙し続行してたんですけど、

なんかもう喋る事自体ツラくなってきたのが30分後。

気がついたら、経験した事のない動悸で立ってられなくなり、、

残り15分というところで、お客様に渾身のお詫びを入れつつ、

限界を感じてスタジオから退出してしまいました。

 

奥で横にならせて頂いて、両手も痺れてきてるし、暑いし、喉の異常な渇き、、。

これ、脳なの?心臓なの?私このまま死ぬの?って。。

目を閉じて、パニックにならないように、呼吸に集中して、、と、

意識はあるので、できる限りの事はしていたのですが、

「救急車!」とか「ご家族の連絡先は!」とか、「荷物まとめるね!」とか言われてしまうと

「私はそんなに危険な状態なのか」と、パニックになりそうになったりで。

 

 

救急車が来るまでの間に、いろんな思いが巡っていました。

・お客様、ビックリしただろうなぁ。。すみません。。本当に。。

・最後の記事がついさっき書いたチャーハンとは。。

・お部屋ちゃんと片づけておけば良かったなぁ。。

・あー、明日のレッスンどうしよう。。

・プロジェクトの途中なのに、メンバーのみんなに申し訳ないなぁ。。

・まだ人生の半分くらいだけど、これはこれで悔いは無いかも。。

・でも最後にもう一度、どんちゃんすーちゃん抱っこしたかったなぁ。。

なんてね、思っていた訳です。。

よく走馬灯なんて言いますけど、リアルに明日の事が心配になったり。

 

思えばですね、その日たまたまなんですが、食べるタイミングを逃して

おにぎり1個だけだったんですね。チャーハンとか書いてる場合じゃなかったんです。

それとしっかり寝られていなかった。睡眠時間は2時間くらい。

にゃんガルーの撮影しないで早く寝るべきだったんです。

 

プロジェクトの参加で、新しい事にチャレンジして、普段使わない頭の使い方、

考え方、レベルの高い仲間との刺激とアイデンティティの崩壊。

テレビとかの内容が全然入ってこないくらい、頭がいっぱいいっぱいで覚醒しちゃって

寝られないんですよ。寝不足だと食欲もわかないし。

 

加えて、父の病状(これはまた別の記事で書きたいと思います。)の心配、

精神的な支えとなっていた人との別れ、信頼していた人への絶望、

自身の腰や足の不調、慢性的な家庭の悩み、本当に重なりすぎて。

 

それでも、今までは全然大丈夫だったんです。お仕事に支障はないし、健康だしって。

でももう、大丈夫ではないって、身体が教えてくれたんですね。単純に歳ですね。身体は正直です。

悩みなんてみんなそれぞれありますよね。

不幸自慢って訳じゃないんですけど、どんな事があっても寝て食べなきゃいけない。

それが上手くできない性質のようです。。

 

 

救急車が来てからもずっと、そばで手を握って励ましてくれたお客様のIさん。

元格闘家で、とっても身体に詳しい方なので、かなり安心できました。

他にも救助のお仕事をされてる方、医療関係のお仕事をされてる方、スタッフさんや社員さん含め、

迅速且つ的確に助けてくださいました。

お客様含め、皆さんに本当に多大なご迷惑をおかけしてしまいましたが、

アビイさんでラッキーだったと思います。

こういう時に、迅速に動ける方って、本当に凄いなと、心の底から尊敬します。

 

救急車の中では、血圧がかなり理想的な数値です、と褒められ。笑

病院に着く頃には、だいぶ症状は落ち着いていました。

搬送された病院が救急専門だったようで、私が何ともなさそうに見えたのか看護師さん達が、

「ねぇ、なんで目つぶってるの!」とか「自分でベット移動して!」とか、かなりドライで、

合間には談笑してたり、ドラマのように緊迫した雰囲気とは程遠かったです。

まぁ、これも、初めての経験ということで(汗)

 

心電図、レントゲン、血液検査をして、異常なし。点滴済んだら帰ってね~って感じで、

異常なくて本当に良かったんですが、ショックでフラフラなんです。

お腹も空いてるし、眠いし、申し訳ないし、情けないしで。

そんなところにまたまたIさん登場。「心配だから来ちゃった」って。もー、、

泣いちゃいますから!!このお方に足向けて寝られませんよ。。

きっとご家族にも優しいお方なんだな、、ってしみじみ思いましたよ。

頑張れ、我が旦那w。

 

さて、元気ではないですが、病院では何ともない人と診断されたので帰らなくてはなりません。

肝心の主人は忘年会で酔っぱらっている、、お休みの主人の後輩の方に出動して頂き、

それはそれは過酷な送迎をさせてしまったのです。

その車が来るまで、女性社員の方もずっと付き添って頂いたりで。もういたたまれない。

 

 

加えて初診と救急搬送でかなりの高額。ご迷惑かけた人達へのお礼も必要だし、

不健康というのは、お金もたくさんかかるし、たくさん迷惑をかけてしまうものなのだなと

本当に本当に痛感しまして。こんな経験二度と嫌だって思いましたね。

良かった事は、自分の意識が変わった事と、たくさんの人の優しさに触れられた事です。

本当にありがとうございます。

 

さて翌日、看護婦さんは点滴打ったら次の日にはスッキリしてるわよ~っておっしゃってましたが、

うーん、、なんか浮遊感で頭がぼーっとする。。人と喋るのがツライ。

メールやラインが無理。文字を受けつけない。

何よりレッスンのトラウマ。自分の身体への不信感。これがクリスマスなんかもすっ飛ばして

数日続くのであります。お詫びに行きたいのに、思い出すと涙が出てきてしまう。

電車に乗るのも不安。お休みの電話を入れるのが精一杯でした。

これはもう、年末年始の休みを利用して、思い切って休もう!と決めました。

 

インストラクターのお仕事は12年くらいになりますが、こんな不調も初めてだし、

こんなに仕事に穴をあけたのも初めてでした。仕事が厳しかっただけで、

普通の生活は送れたのは幸いでした。専業主婦になったような感じでそれはそれで充実しました。ね。

 

 

年明け5日からお仕事復帰しましたが、もうお詫び行脚です。

正直震えました。でも、ここ超えないと長引いてしまうだろうし。休みたくないし。

いつも年始は新たな目標に燃えるタイプなんですが、今年はそーっとそーっと、、みたいな

なーんにも考えていない。ただ日々を全うする事に集中する。。不自然な状態ですね。

自分の中ではかなり衝撃的だったので、もうしばらくこんな状態は続くのかも。

あたたかく迎えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

その衝撃から約1ヶ月が過ぎまして、こうしてやっとブログも書けています。

インストラクターのお仕事についても、正直悩みましたが、不調の時の身体の動かし方、

ヨガの仕方、向き合い方、メンタルコントロールなんかを習得して、同じ悩みを持つ方へ

シェアしていく、そのような貢献の仕方もあると、考えを改め、現在に至ります。

 

少し、強くなれたかも。そして一つ、悪習慣を断つことができました。

最悪な出来事をきっかけに、私の中で革命が起こりました。

 

またヨガ記事、にゃんこ記事、いつもの調子でアップしていきますのでよろしくお願いします♪

今回はすみません。ここまで読んでくださり、ありがとうございました!