まるちゃんです。
前回は、劇団の座長からのバースデープレゼントの
話をしました。
これには、続きがありまして・・・・・
その日は、感激のあまり、何も考えつかなかったのですが、
公演終了後、座長に”花”(ご祝儀)を付ければ良かったのに・・・
との声が、ちらほら出てきてました。
”花”(祝儀)と言えば、大衆演劇界では知られている、
お札を”花”に何見立てて、ご贔屓の人に、
舞い踊っている・・・最中に、
胸元などに、付ける儀式です。
この劇団も、良くお花を付ける常連さんがいますが、
我々は、それをすると、付けない日は来れないような、
雰囲気になる(←私は、そうは思わないのですが・・)ので、
一切していなかったのです。
しかしながら、周りの声が「”花”(ご祝儀)を付ければ良かったのに・・・」と
ふーーーーん・・主旨が違うのでは・・・と思ったのですが・・・
やはり、あれほどの特別な演出を・・
私のために、やってくれたので・・・
お礼は、しなければ・・と思ってしまいました。
さて、さて、
翌日、日曜日にも当然ながら、公演に行ったのです!
私は、遅れて、会場に入ったのですが、
やはり、
”花”ご祝儀は、
妻が用意してくれていました・・
お礼を伝えたい気持ちはあるのですが、
舞台のそでまで行って、
公衆の面前で、
付けるのはやはり、
勇気がいります。
さあーーー、いつ渡すか・・・
考えるだけで・・・緊張します。
ご祝儀は、封筒に○万円を入れていまして、
妻の助言で、封筒に、
お礼の言葉を書きまくりました(笑)
さて、公演の構成というのは、
1.ミニ舞踊ショー(顔見せショー)
2.舞台劇
3.舞踊ショー
の三部構成になっていまして、
私は、舞台劇から入っていましたので、
チャンスは、舞踊ショーのみ、
緊張のさなか・・・
舞踊ショーが始まりました!!
座長は、男役・女役の合計4回程度、
踊りまくります。
さて、
最後になるほど・・・緊張するので、
最初に出てきた時に付けることを、
決心しました。
さぁ----! 舞踊ショーの二人目に、
早速・・・
男役の座長が・・・登場!!!
私は、曲の間奏部分で・・・・・
思い切って・・・・
心の中で
「えいーー!やぁーーーー!」
と唱え・・
いざ、
舞台袖へ出陣ーーーー!
ドキドキ・ドキドキしながら・・・
待っていると・・・
座長が気づき、
暖かい笑顔で、
受け取ってくれました!!

わぁーーーーー!
感激ーーーーー!
癖になりそうです(笑)
感動の渦がおさまらないうちに、公演は終わりをつげ、
座長以下劇団員の見送りの花見道へと、進みました。
通常、公演が終わると、劇場の外で、劇団員が見送ってくれるのです。
見送りの最後に、
座長と固い握手をするのですが・・・
その時、座長が
「気をつかわなくて、良かったのに、
でも、ありがとう!」
と言いながら、
10秒ほど手を離しませんでした・・・・
またまた、
感動・感動・感動!
こうゆう庶民的な座長が、また、良いんですよね!
思い切って、渡して・・・良かったと思いました。
こんな機会を作ってくれて、また、後押ししてくれた、
家族及び芝居友達に、感謝です!
またまた、
自分の枠を超えた私でした!
”ありがとう”
最後まで、付き合っていただき、
ありがとうございます。