平塚に住んでた頃、海岸の近くにあったブリーダー兼ペットショップで生まれて間もない
娘と出会った。
4匹いた兄弟たちに混ざってヨタヨタとおぼつかない足取りで可愛かった。
その中で娘は元気な兄弟たちをよそにいつも下を向いてクンクンと床をかぎながら歩いていて、
大人しかった。
その日は帰宅したが、どうしても忘れられなくて購入を決めた。
見た印象で「まーぶる」と名付けた。

その後、まーぶるの妹も購入し、5,6年一緒に暮らしたが
いろいろあって、オレはまーぶると別々に暮らすことになった。
別々に暮らしていたが忘れることはなかったし、近しい人なら分かるがオレのプライベートの
メアドはまーぶるの名前だ。
そういえば先週、まーぶると普通に生活している夢も見た。
・・・心臓病で先月に死んだって連絡が入った。
今日、納骨されているお寺へ行ってきた。
久しぶりに会うのに、骨壺に入ってやがった。
おそらく幸せに暮らしていただろうが、何か謝る事しか出来なかった。
祭壇に置いてあった1枚の写真は、まだ幼かった頃に俺が撮影した写真だった。
線香をたいて、その写真を一人でずっと、ずっと、静かに見てたら・・・
涙が・・・溢れてきやがった。
忘れていたいろいろな思い出が一気によみがえる。
初めて飼う犬。本で勉強して、本当に自分の子供のように可愛がった。
大人しくて、人見知りで、散歩が大好きで、つまみ食いが好きで・・・思い出せばきりがない。
なぁ、空はきれいか?居心地はいいか?寒くないか?
これからは、しばらくお前のところに顔を出すから寂しがるな。
今はそれしか言いようがなくて・・・。
お前のことを忘れないし、感謝してる。
遠いところから、守っててくれ・・・。
また会おう、まーぶる。