雨におもふ梅雨らしい一日。窓を開けて雨音を聴きながら読書。ふとした行間に顔をあげると霞がかった山々に雨が容赦なく降り注いでいた。雨をみながら考える。海水が蒸発し雲になり雨として大地に降り立つやがて雨水は河となり海へと注ぎ込むそしてまた雲が生まれる…何千年前から繰り返されてきた雨の物語に現世を生きる人の命の短さを想い同時に自然へ畏敬の念を感じてしまう。わが人生も世界史的にはたったひとつの点なれど決して惰性に生きることなく輝いていたいものである。