人間の本質と、病気の定義。
ひとは生まれた時から、
親のものでもなければ誰のものでもなく、
ましてや所有物や人形ではなくて、
“生まれた時から、既に、ひとりの人間”。
子どもも親を選べないし、
親も子どもを選べないように、
この世の誰一人として出会いは選べない。
いわゆる健康でふつうと言われるひとでも、本人にとっては深刻な問題を抱えていて、うまくやれるときもあれば、そうではない時や場所が、誰にだってある。
だからこそ、ひとは、出会った人を、ありのまま、必死で理解して、受け入れようとすることで、他者を思いやる能力が養われる。
思いやりの心と、他人と自分を比べないことを学べば、幸せの感度が上がる。
生きやすいかどうかよりも、苦労や喜びを、他者と分かち合うことが、大切。
健康か病気かとかよりも、ひとがちゃんと支え合って、支え合うということが機能していることが大切。
病気の定義は、病名や診断書じゃなくて、困ってるか困ってないか。
病気と診断されても、誰も困っていなければ、問題にはならない。
健康と診断されても、誰かが困っていれば、それは大問題で、そしたら、ただ解決に取り組めばいい。
その解決への取り組みを、本人も周りも地方団体も行政も、科学的に具体的に助けられたらいい。
(コミコというマンガアプリの『妊活夫婦』第2章39話「出生前診断その2」を読んで思ったこと。)