DJだけやっててもしかたない・・・そう思い始めた一つの理由がCDJの登場だった。
自分はアナログレコード時代にターンテーブルを使ってDJを始めた、今の人はわからないと思うがレコードでDJをするというのは本当に大変だった、
まずレコードの値段が高い(平均1枚1000円)
そして重い(ダンボールにレコードを入れてカートを転がしてDJしにいくのはまるで浮浪者のようだった)
手入れをちゃんとしないと針が飛ぶ。
ピッチを完璧に合わせても少しずつずれていってしまう。
これはターンテーブルでDJをしていた人なら共感してもらえると思う
それに対してCDJはピッチは一度あわせてしまえばまずずれない、持ち運びもらく、もちろん針飛びなんてない、しまいにはBPMまでデジタル表示される。
今では当たり前のことかもしれないけど当時レコードでDJをしていた自分にはカルチャーショックだった。
レコーでDJをするにはある程度の練習をしないと出来なかったので敷居が高かった、それがCDJの登場によって誰でもできる物になった。
誰でも出来るとは言うと語弊があるかな。もちろん繋ぐタイミングやミックス、選曲はやはりセンスと練習ありきだとは思う。
そして遂にはパソコンでDJできるソフトが登場した。
これの何が凄いって勝手にテンポを合わせてくれるのである(笑)
アナログ世代の自分には強烈すぎて最初見たときは開いた口がふさがらずしばし呆然と立ちすくしてしまった(笑)
自分が何年もピッチを合わせる練習をしたのは一体なんだった(笑)
DJが簡単に手頃な物になったのもあってDJ人口は爆発的に増えた。そして下手糞なDJも異常に増え、よくわからないモデルとかアイドルがDJをしているのもよく見かけるようになりあれと一緒にされるのは嫌だなと・・そんなこんなで次第にDJに対しての興味を失っていってしまった。
やっぱり自分の曲を作らないと駄目だと真剣に考えるようになっていったのである。