GW最後のお休みなので、僕は読書やDVD鑑賞、ネットゲームに日曜大工など、時間をたっぷりかけて楽しみたいと思ってます。ちょっとコーヒーブレークの合間に、僕の得意分野である知的財産権のお話しでもしようと思います。
皆
さんの中には、主婦が特許で儲かったとか、研究者がものすごい発明をして何十億も稼いだとかいうお話を聞いた人もいると思います。これはある意味において
本当です。しかしこのようなケースは1000に三つ、つまり3/1.000の確立だと言われています。特許というのは基本的にすごい発明というイメージで
すが、そうではなく、過去にこのような発想がなかったとか、新しい効果が発見されたという考え方を権利化したものと考えてよいでしょう。この権利を買って
くれる、あるいは借りてくれる会社や個人がいればお金になると言うものです。
(ちなみに写真は僕の会社の開発チームが創作した成田空港のアルミ天井パネルユニット工法を(特許申請)です!!)
また特許で儲かっている国や会社も数多く存在しているのも事
実です。日本がバブルに沸くころ、アメリカでは当時のレーガン大統領がプロパテント主義(知的財産権を強く保護する政策)に掲げ、薬品などのバイオテクノ
ロジーやソフトウェアの特許化などを積極的に行い、日本などのモノづくりや応用技術の得意な他国に対して、基本技術を権利として押さえるという戦略を立て
ました。これにより、一生懸命に開発をして市場に商品やサービスを提供して業績を拡大させていった日本企業などは「その権利はアメリカ企業の権利に触れて
いるので、ライセンス料を支払ってください」という図式になってゆきました。これは善悪の問題ではなく、発明した事を知的財産権というキチンとした権利で
守っていくと言う世界的な潮流だといえます。中でもコンピュータの巨人と言われるIBM社などは開発した特許の権利を世界中の企業からライセンス収入とし
て1.000億規模!?で毎年得ている超優良企業としても知られています。
このような現状を踏まえ、1990年代後半から日本でも知的財
産権を保護する動きが政府を中心に国家レベルで動き出しています。つまり、属地法である特許権は、国の政策や産業の創出をベースにして、特許の専門家や技
術の専門家がキチンと揃っているのが前提で特許ビジネスは成り立つものです。
特に最近多くなってきているのが、技術や特許の本質も知らず
に、特許ブローカーと呼ばれる詐欺的な出資法に抵触するような方法で「この発明に投資すれば、儲かる」とか「この大発明は人類の生活を一変させる」などと
巧みな事を言って、一般の人や企業家から投資を仰ぐような不貞な輩もいるそうですので、ご注意を!この発明って本物なの?とか、調べたい事があるのだけ
ど?などと疑問に思ったら全国の都道府県に特許流通アドバイザー(経済産業省管轄:独立行政法人工業所有権情報館http:
//www.inpit.go.jp/)が配置されていますので、そこで無料で相談に乗ってくれますので、一度使ってみたら良いと思います。日曜大工の中にも新しい発明が隠れてるかもなので、何か工夫をしながら一日楽しみます!!
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