家賃給付金、受付始まる!不動産投資家・大家としての活用の注意点 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。

From:ななころ
コメダ珈琲より


◆テナントさんから立て続けに電話
 

昨日は珍しく、自主管理している物件のテナントさんから立て続けに電話がありました。



「なにごとかな!?驚」

「もしかして退去の連絡・・・汗」


ドキドキして話を聞いてみると、なるほど、これが受付スタートしていました!


=== 記事一部抜粋 ===

「家賃支援給付金」申請始まる…最大300万円半年分

 

 新型コロナウイルスで影響を受けた中小企業などに対する「家賃支援給付金」の申請が始まりました。

 

 家賃支援給付金は新型コロナウイルスの影響で収入が減った中小企業など法人に最大600万円、フリーランスを含む個人事業主に最大300万円を半年分の家賃として支給するものです。今年5月から12月の売り上げで去年に比べて50%以上、減った月が1カ月あるか、連続する3カ月の合計が30%以上、減ったことが条件です。


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(7/14(火) テレビ朝日ニュース記事より)

=== ここまで ===



◆大家にとってもありがたい

「家賃給付金」は、コロナの影響を受けて売上減少している事業者の家賃負担を支援するものです。

個人事業主だと6ヶ月分家賃最大300万円、法人だと最大600万円の家賃支援があります。


飲食店などコロナで苦しんでいる事業者が多いでしょうから、家賃を支援してくれるのはとても大きいですよね!?


また、私たち大家としても、テナントさんが家賃を滞納したり、退去や夜逃げされるリスクを軽減できるので、とてもありがたい支援です。

もし店舗物件を持っているようでしたら、積極的にテナントさんに案内していきたいところです。


申請には、「賃貸借契約書」が必要ということで、テナントさんから立て続けに電話が入ったのです。

みなさん、契約書の控え残していないんですよね。。。汗


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家賃給付金の中小企業庁の申請サイトは、こちらから確認できます。

家賃支援給付金ポータルサイト

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家賃支援給付金 くわしく教えて!(NHK さくさく経済Q&A)

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◆「家賃給付金」の注意点

申請方法や注意点などは、サイトを検索すれば、いくらでも情報が出てきますので、そちらを参照いただければと思います。

ここでは主に、不動産投資や大家として利用する際の注意点を掲載しておきます。

※注意

ななころはあくまでも不動産投資家です。

法律や税務的な内容については各専門家に確認することをオススメします。


1.申請期限は?

来年「2021年1月15日まで」となります。


まだ半年ありますので、現時点で売上が下がっていない事業者さんも、今後売上が減少する可能性もあります。

毎月の売上を必ず把握して、いつでも申請できるように準備しておくといいかなと思います。

(持続化給付金とダブルで申請できます!)



2.ローンを支払い中でも、自己保有の土地、建物は対象外

これは不動産投資家の私たちには非常に残念。。。

ローンを支払い中であっても、自己保有の土地建物は給付の対象外となります。

(固定資産税の減免がありますので、そちらに希望を託しましょう。)



3.「自宅兼事務所」でも対象!

しっかりとした根拠さえあれば、「自宅兼事務所」でも対象となります。


不動産投資家の中には、自宅住所で法人登記している人もいるかと思います。

事務所としての実態を明確にして、売上減少条件を満たすと、支給される可能性があります。

(確定申告書等の提出を求められる可能性もあります。)



4.「借上駐車場」などの「借地」も対象!

大家さんの中には、近隣駐車場を「借上」している人もいるかと思います。

その借上する際に支払っている借地代も支給対象となります。

借地上に建物があるかどうかは問わないとのことです。



5.親族間賃貸は注意!

たとえば、親から物件を借りて事業を営んでいるケースもあります。

そのような親族間賃貸は注意が必要です。


自分、夫婦、親子(一親等以内)の賃貸の場合はNGとなります。

一方で、祖父母など(二親等以上)の賃貸の場合は支給対象となります。

(とはいえ、今後変更となる可能性もあります)



◆まとめ

以上、「家賃給付金」が申請スタートしたことと、申請時の注意点についてお伝えしました。


今回の給付金は、不動産投資家としてはあまり対象にならないかもしれません。

しかし、大家さんとして内容を把握しておく必要はあるなと感じました。


店舗オーナーはもちろん、店舗に関わる仕事をしている事業員の入居者が、あなたの所有物件に住んでいる可能性があるからです。


また、管理会社さんからも積極的に案内をしてもらえると、滞納リスクや夜逃げリスクも軽減できます。


不動産投資家としても、大家としても、「家賃給付金」を上手に活用していきたいですね!





◆編集後記

コロナは「ただの風邪」なのか? 怖い「感染症」なのか?


コロナどうのこうのと言うよりも、各人のリスクに対する考え方や信念、スタンスの違いによる衝突が、世界中のあらゆるところで起きています。。。


ウォール・ストリート・ジャーナルでこんな記事が出ていました。


=== 記事一部抜粋 ===

オフィス再開でバトル発生? コロナ巡る意識の違いで

 アリゾナ州フェニックス市の公務員、マット・ウェルズさん(33)は4月半ばにオフィスに戻った際、同僚のキュービクル(間仕切りされたデスク)に貼られたメモを見て驚いた。距離を保つよう周りに促していたからだ。
 

 ウェルズさんは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に対する「過剰反応だと思った」と話している。

 

 現在は自身も同様のメモを貼っている。他人がキュービクルの中に入らないよう、クリップで作ったチェーンもかけている。

 

 そうした措置に出たのは、別の同僚が突然入っ...


(2020年7月14日 ウォール・ストリート・ジャーナル記事より)

=== ここまで ===


有料記事なので、要約すると、オフィスが再開したことにより、コロナに対する反応の違いから諍い発生しているというのです。

これは日本各地で同様のことが発生しています。


「コロナはただの風邪」と主張する人もいれば、「自粛警察」と過剰反応する人までいます。


ななころのところでも、妻と義理の母の間で、諍いが発生しています。。。汗

また、友人と会う時でさ「マスクをつけるかどうか」、友人のコロナに対するスタンスを確認しないといけなくなりました。。。涙


我が家にホームステイしにくる外国人に、「宗教上で食べられないものある?」と聞くような感じです。

まるで「どちら派に属しているか?」といった宗教戦争のようになっているのです。


今「校則でツーブロック禁止」というのが大変な話題になっています。

「何が正しいか?」「どちらが正しいか?」という土俵から下りないといけないなと感じている次第です・・・


多様化する現在において、コロナをきっかけに、世界中が「自分と違う考えやスタンスの人を尊重できるか?」という課題を突きつけられているのかもしれませんね。