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沙羅(さら、しゃら)の花

今年も庭の「沙羅」の花が咲きました。

調べてみると、平家物語に出てくる「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす」の、お釈迦様入滅の時に枯れて鶴になったとかいう沙羅双樹は熱帯性の植物で、うちにあるのとは違うようだ。

この花、パッと咲くんだけど椿みたいに花がボタボタ落ちるんだ。「夏椿」とも言うらしい。


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山ちゃんのブログ


落花


僕はずうーっと、この華やかさが一瞬に暗転する花だから、奢(おご)れる者は久しからず、諸行無常を説く平家物語に出てくるのだと思っていた。

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沙羅に蛙

沙羅の花を接写しようとしたら、保護色になっていたアマガエルが、瞑想にふけっていた。人生の、イヤ、蛙生の無常を想っていたのだろうか?

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秋田駒ケ岳 ムーミン谷 チングルマの群生 
フィルム写真を撮影(元写真はT巻氏撮影)

今週末は、今年亡くなった、山より、酒と温泉を愛したK一さん追悼のため、秋田駒ケ岳に登る。

最近は、日程が合わないことから隔年になったりしているが、10年ほど前は毎年今の時期、欠かさず7~8人程であちこちの山に登っていた。

何しろ、山より温泉と酒だから、幹事の苦労も並大抵ではなかった。それなりの山で楽チンとなると中々選ぶのも難しい。

その点「秋田駒」は1600m以上あるが、8合目からだと、一時間半ほどで阿弥陀池という目安のところまでたどり着けるからよく選ばれた。

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秋田駒ケ岳 ムーミン谷 エゾツツジの群落
フィルム写真を撮影(元写真はT巻氏撮影)

「秋田駒」のムーミン谷は、元々「馬場の小道」という、いかつい正式名称があったのだが、雪解けの花期にうまく出会うと、、こんなチングルマやエゾツツジなどの群落を見ることが出来ることからだろうか?いつしかそう呼ばれるようになった。

死の境界をさまよった人が、「お花畑」を見たというが、あの群落を見たら、「死んだ時はあんなところに」と思ってもあながち的外れではない気がする。

いつだったか、父の3回忌かを終えて、虎毛山という山の、その名の通り、虎の毛皮のような湿地帯でまどろんでいたことがあった。ふと目を開けるとトンボ、「あ、親父だ!」と思った。

人が死ぬと、やっぱあんなところにいるのかもしれません。

「さあー、ラストスパナーか!」

どこかの山に行ったときK一さんが言ったそうです。ラストスパートの意味で言ったようなのですが、今となっては、ウケ狙いだったのか、そう覚えていたのかは、聞くことは出来ません。

K一さん、言いつけを守って、楽チン追悼登山で行きますからね~ニコニコ

「ラストスパナー」と声をかけてくださいねパー
ムーミン谷で会いましょうグッド!

                    山ちゃんのブログ

第九代横綱 秀ノ山雷五郎 陸奥国(現宮城県)気仙沼出身、江戸後期に活躍。化粧回しの家紋(違い菱)から、南部公お抱えがわかる。晩年は自分の弟子を優遇しすぎ相撲史上初のストライキを起こされたとか。・・・写真と記事は関係ありません。

今朝の日刊スポーツに、「貴乃花退職撤回、無責任」という見出しが躍っていた。

例の相撲界の野球賭博事件で解雇されることになった大関琴光喜に対して、「下からの出直しでいいからチャンスを与えて欲しい」と主張したのが容れられなくて、退職届を出したが説得されてすぐ撤回したことに対する記事だ。

元大関栃東の玉ノ井親方と同席する機会があった(※ボクはヤクザのタニマチではありません)時、お弟子さんとも話す機会があって、貴乃花の話題になった。

勝ち目のない理事選に出たり、兄の「若ちゃんこ」倒産のこともあったから、貴乃花ってどんな人なんですか?と聞いてみた。

お弟子さん曰く、うちの親方と貴乃花さんは、真面目一方、あの通りの人柄ですよ。とのことだった。

「水清ければ魚住まず」、原典は中国の古典、「水至清、則無レ魚。人至察。則無レ徒」で、水がきれい過ぎると魚が住まないように、あんまりささいなことまでうるさいところには、いい人材も集まらないと言うことらしい。

現在の相撲界、ここにきて旧態依然とした暴力を使った稽古。暴力団との長い間の慣習問題等々さまざまな問題がが噴出してきた。

改革を主張する一途な貴乃花親方などは、この澱んだ流れには住めない魚ということになるのだろうが、そうもいかなくなってきたようだ。

組織というものはいつしか腐敗していくもの、悲しいことだがそれが人間の性。「若造がそんな甘っちょろいことを」と排斥するのは、た易いことだ。

清い水でしか生きられない魚も、その澱んだ流れの中のいくらかでも清いところで生きられるスペースを作ってあげることこそが、異なった考えも抹殺せず、聞き入れるという「水清ければ魚住まず」の本来の意味のような気がする。