大正切込「竹に雀立て三つ引き両文湯呑み」
大正時代の切込焼(きりごめやき)を見つけました。
切込焼のことは幾度か書いたのですが、江戸時代後期から明治初めにかけて仙台藩加美郡宮崎村で作られた、伊万里焼の流れを組む磁器を中心としたやきもののことです。
この磁器製法の技術、統制が緩んだ江戸後期に肥前地方からようやく技術が流出しここまでたどり着いたのですが、いかんせん戊辰戦争や明治維新の混乱の時代、50年ほどで廃窯となってしまいます。
この大正切込は、その技術や美を惜しみ当時の宮城県や民間をあげて大正時代に復活を試みたものです。
しかし、江戸時代磁器が作れなくて不遇をかこっていた瀬戸(いわゆる瀬戸もの)の台頭などがあって、商業ベースには乗れず数年で終わってしまいます。
仙台と言えば伊達の殿様、竹に雀と立て三つ引き両は伊達家の家紋、この文様には大いに復活の意欲は感じますね。
黒い看板の「サンクス」 2013.05.04 岩手県衣川にて
連休はひたすら、仙台ハーフマラソン出場のため、ケガを治そうとじっとしていました。
唯一出かけたのが、この岩手県衣川村。この大正の切込焼は毎月第一土日に行われる骨董市で見つけました。
衣川って世界遺産平泉の隣村なんですよ。聞けば世界遺産になってから周辺のコンビ二はみんなこんな色になったそうです。
みなさんもいつか、掘り出し物探しと世界遺産と黒い色のコンビ二看板を見に、でかけてみませんか~?

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