同人誌「雪國」

 

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鳥海山に行く途中、鳥海町のコンビニSatoさんで秋田県南地方の同人誌「雪國」を見つけました。地方の同人誌など宮城県ではみられませんからもの珍しく、好奇心半分でバックナンバーと二冊買ってきました。
レジを終えると、手に持った雑誌を目ざとく見つけた山菜採りの帰りという、ここのコンビニ経営者とおぼしき女性が、「それ面白いですよ」と声をかけてきました。年2回発行で、間もなく7月の今年2回目が出るとのことでした。

帰って来てから時おり開いて見るのですが、中々読み応えがありますね。小説と言うより身辺を記した小文が多いのですが、書き手の多くはボクより10才ほど上の人たちでしょうか。この地方らしく鷹匠の話、癌闘病の父親を看とる女性と医師との葛藤、また過去を通した現在の心境など力作揃いでした。

昭和30年頃の創刊と言いますから、間もなく65年になります。高齢化社会ですから、ご多分にもれずここでも後継者問題があるようですが、「雪國」いつまでも続くといいですね。賛助会員になると雑誌が送られてくるそうですから、手続きして応援しようかなと思っています。

俺好きだなあ、秋田とか山形ってこういうのが残っているのがいいですね。